zerostart 2015年12月29日 23:11
0 to zeroのhorizon
2015年12月29日ボクシング世界戦 極上の井上尚弥、八重樫戦を堪能
12月29日は、大橋ジムに所属する井上尚弥、八重樫東が世界戦を行いました。
八重樫東は、2014年にも3階級制覇に挑みましたが、7回にKO負けを喫しています。そこから、再起戦を行い、2015年の今日、再び3階級制覇をかけて戦いました。
対戦相手は、メキシコのハビエル・メンドサとなりました。
試合の方は、1Rから、接近戦の打ち合いとなります。両選手が打ち合いを恐れない、攻撃的な戦いとなりました。
序盤はどちらかといえば、八重樫の良い攻撃が目立ち、若干ですが主導権を握っている印象でした。とはいえ、メンドサも恐れず前に出続けるので、しばしば打ち合いがおこり、結果はどちらに転んでもおかしくない状況でした。
中盤になると、メンドサが優位に立っていきます。激しい打ち合いの結果、八重樫はパンチを当てていますが、同様にもらってもいて、そのダメージからか、足にくるようになりました。
そのため、特に8Rはかなり劣勢になりました。動けず、止まった八重樫に、メンドサが猛攻をしかけます。しかし、そこをしのいだ八重樫に、フットワークが戻ってきます。
すると、良い距離感となり、的確にパンチが当たるようになります。
9Rからは、再び八重樫の勢いがよみがえります。そこから、10R、11Rはすさまじい打ち合いの展開となりました。激闘王と呼ばれるにふさわしい内容でした。
試合の方は、最終Rにあと一歩でKOというところまで追い詰めた八重樫が、大差で判定勝利となりました。
この結果、日本人では3人目となる、3階級制覇を見事に達成しました。試合後に涙を流す八重樫を、対戦相手のメンドサが腕をあげて称えるシーンは感動的でした。この試合は、これぞボクシング、激闘と呼べるものでした。会場もとても盛り上がっていました。
そして、1年ぶりの復帰戦となった井上尚弥は、WBO世界スーパーフライ級の初防衛戦となりました。対
戦相手は、同級1位のフィリピンのパレナスになりました。
パレナスは24勝6敗1分ながら、21KOという高いKO率を誇っています。
試合の方は、1年ぶりの井上の試合勘が気になりましたが、1Rから集中力が高かったです。
1Rは互いの力を試しあうような、熱が入りながらも、様子見的な印象がありました。
しかし、2Rに入ると、井上が隙を逃しませんでした。自分のパンチが効いていると感じたのか、一気にギアをあげて、前に出て攻めました。
そして、左ストレートから、右フックをガードの上から当てます。しかし、これでパレナスからダウンを奪ってしまいました。
パレナスはダウンしたというより、吹き飛ばされたというような、衝撃的なシーンでした。さらに、井上はたたみかけ、二度目のダウンを奪い、圧勝してしまいました。
怪物と呼ばれる井上ですが、今後、日本のボクシング界に大きく名前を刻みそうな強さを見せました。パンチのスピード、威力がずば抜けていて、この先に対戦相手がみつかるのか…と心配になるような、次元の違う強さを見せました。
小さい時はディフェンスに磨きをかけたそうですが、加えて、クレバーさ、集中力、ボクシングの意欲…すべてで高いレベルにあり、末恐ろしい内容となりました。それにして、この2試合は年間を振り返っても、素晴らしい内容だったと思います。2試合とも内容は違えど、興奮さめやらぬ勝負となりました。
2015年の年末は格闘技、ボクシングが目白押しですが、12月31日には内山、井岡、高山、田口、田中が防衛戦を行います。


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