2014年11月26日水曜日

大阪ボディメーカーコロシアムでは

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言葉と語源の旅をしながら日々の情報をお届けします! 20141126
大平剛(おおだいらごう)と高山勝成の身長差や戦績・成績と勝敗予想!
ここのエッセイ(随筆)ブログでは、年末のプロボクシングの世界戦について、何度かお伝えしてきましたね。12月30日には、大橋ジムのチャンピオン、井上尚弥選手と、激闘王八重樫東選手のダブルタイトルマッチが東京体育館で行われます。
大晦日には、内山高志選手をメインに据えたワタナベジムのチャンピオン達が世界戦を3連続で行い、同日には大阪ボディメーカーコロシアムにて、:井岡一翔選手:ジャン・ピエロ・ペレス選手が激突しますよ。
そして、大阪ボディメーカーコロシアムでは、「ライトニングK」こと高山勝成選手(たかやまかつなり選手)IBF世界ランキング3位が、日本ミニマム級王者の大平剛選手(おおだいらごう選手)IBF世界ランキング6位:IBF世界ミニマム級王座決定戦を行うという、これまた豪華なタイトルマッチが実現致しました。
久々の日本で見られる「ライトニングK」のスピーディボクシングが見られ、大平剛選手にとっては世界初挑戦となる大舞台という、楽しみな試合が追加されましたな。
今年の年末は、本当にボクシングの世界戦ラッシュですね。
高山勝成選手については、テレビでも世界戦が放送されて、新井田豊氏との激闘などが有名ですから、すでに知名度もあり情報もまとめられております。映像もありますからね。
一方の大平剛選手は、日本チャンピオンではありますが、世界戦は初めてと言う事もあり、
ボクシング情報誌や定期的に情報を入手している人でないと、なかなか知らないという人もいるでしょう。
大平剛選手は、1984年9月10日生まれで、大晦日の試合では30歳です。
高山勝成選手が1983年5月12日生まれの31歳ですから、大平剛選手は1歳年下ですね。
年齢差はありませんな。
神奈川県横浜市の出身で、生まれ故郷は川崎市です。現在は:花形ボクシングジムに所属されていますよ。花形ボクシングジムと言えば、「ディフェンスマスター」の異名を持つ、元WBAミニマム級チャンピオン:星野敬太郎さんを思い出しますね。豚カツ屋チャンピオンとして有名な選手でしたな。お兄さんが二人いらっしゃり、大橋ジムの大平淳さんと、北沢ジムの大平卓さんもプロボクサーですよ。ボクシングに出会ったのは、高校3年生の頃であり、プロボクサーのライセンスは大学生の頃に取得されました。
アマチュア戦績・成績の記録が見当たらなかったので、アマチュア経験なしでプロボクサーとなった選手なのでしょう。通っていた高校は神奈川県の:法政大学第二中・高等学校です。中間一貫校ですな。中学もここだったかもしれません。大学も:法政大学の出身ですから、可能性は高いですね。法政大学は、偏差値60前後の私立大学であり、学力もあるようですな。ボクシングは基本に忠実であり、頭脳派のボクサーですから、学力と共に頭の回転も早い選手である事が見て取れますね。
大学卒業後は、プロボクサーとして闘う傍ら、「カネボウ」の社員としても働き、大手企業、一流大企業に勤めるプロボクサーでした。
ただ、ボクシングで生きる道を選んだために、カネボウを退職してからは、アディダスのアルバイトとして活動しながら、プロ15戦目で:日本ミニマム級チャンピオンにまで登ってこられました。
経歴を見ると、ボクサーとしては苦労人である、そんな印象を受けるボクサーです。
身長や戦績・成績比較!高山勝成選手有利だがサウスポーの大平剛選手にも勝機あり!
お二人の身長と戦績・成績は、
:大平剛選手
:身長160㎝
:17戦11勝(1KO)3敗3分
:左ボクサーファイター
:高山勝成選手
:身長158㎝
:35戦27勝(10KO)7敗1無効試合
:右ボクサーファイター
というデータです。
お二人ともKO率は低く、パンチ力がある選手ではなくて、更にKO負けも高山選手が1度経験しているだけであり、お互い大崩れしてしまうことが殆ど無い選手です。そのために、恐らく判定までもつれるだろうと大方の予測をしておりますよ。
高山勝成選手は、「ライトニングK」と呼ばれている通り、アウトボクシングに徹したときの
八重樫東選手と似た闘い方をされる、非常に速い動きで、スピード感アルボクシングを展開されます。要所要所で中に入っていって、パンチをまとめて「さっ」と出て行き、出入りの激しい闘い方ですな。しかも、12ラウンド全く衰えることなく動き続けられるスタミナも驚異です。
大平剛選手は、上下の内訳を的確に行い、基本に忠実な、堅実な闘い方をする技巧はボクサーです。
世界戦の経験が豊富で、ラフな試合も経験している高山勝成選手が、スピーディなボクシングで終始ポイントを稼ぐ闘いで、今のところは高山選手の方に分があるだろうというのが、
大方の予想です。
世間の下馬評も、そんな感じではありませんかな。ただ、高山選手がIBFタイトル2度目の防衛戦サウスポーの小野心選手と闘った時、サウスポー相手にかなり苦しみ、左ストレートを貰う場面も多々見受けられました。特に、ノーモーションの、いきなりの左は何度ももらっていた事を記憶しております。
大平剛選手はサウスポーですから、この辺りに勝機を見出して、技術力でポイントを奪いに行けば、タイトル奪取の可能性が広がりますね。
この闘いは、頭脳戦と技術戦になりそうな、そんな予感がします。

そういえば、高山選手と大平選手は、お互い世界戦が決まったときの記者会見で顔合わせしたときに、お辞儀をして一礼、という礼儀正しい挨拶をされていました。
ローマン・ゴンサレス選手の師匠でもある、元3階級制覇の世界チャンピオン:アレクシス・アルゲリョさんは、「お互い尊敬し合う事が大切なんだ。」と言う話をされていました。
アレクシス・アルゲリョさんは、礼儀正しくて親切なボクサーとして、他のボクサー達からも尊敬されていらっしゃいましたね。
年末激突するお二人も、相手を尊敬し合い礼節を重んじるという、そのようなボクサーだと感じる事が出来る、とても良い印象で好感が持てる一場面でしたよ。

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