５階級制覇を視野に入れて

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日刊スポーツ　2014年11月22日8時31分
40戦無敗のロマゴン５階級制覇も視野
　３階級制覇のＷＢＣ世界フライ級王者ローマン・ゴンサレス（２７＝ニカラグア）が、５階級制覇を視野に入れていることを明かした。２１日、都内のホテルで行われた初防衛戦の前日計量に出席。５０・８キロのリミットでパスすると「神様がＫＯすることを許してくれると思う。９回か１０回に倒したい」とＫＯ宣言も飛び出した。
　防衛戦後について聞かれると「１１８ポンドまで頑張りたい」と、現階級の上のスーパーフライ、さらに上のバンタム級まで階級を上げることを示唆した。ゴンサレスは、９月に八重樫東を倒し、ミニマム、ライトフライに続き３階級制覇を達成。これまで４０戦無敗（３４ＫＯ）と敵無しの状態。帝拳ジムの本田会長は「タイトル戦でＷＢＣのランカーに声を掛けたが、やりたいと言ったのはフエンテスだけだった」と明かした。
　次へ進むために、今回の試合は試金石になる。「八重樫戦は張り切りすぎでオーバーワーク。今回は明らかに調子がいい。あの相手を倒せたらたいしたもの」と本田会長も期待を寄せる。１つ上の階級には日本の「怪物」井上尚弥（大橋）がいる。「１１５ポンド（スーパーフライ級のリミット）ね。明日、勝利してから考えるよ」と、ゴンサレスは笑顔で話した。