2014年11月23日日曜日

井上選手、エストラーダ選手と戦いたい

http://urx.nu/eprY
イ-ファイト 2014/11/22(土)
ロマゴン圧倒TKOで無敵の41連勝

 9月に八重樫東との死闘を制し、WBC世界フライ級王者となって三階級制覇を達成した“怪物”ゴンサレスが、早くも初防衛戦を迎えた。挑戦者は同級8位フエンテス。ゴンサレスは40勝(34KO)無敗、フエンテスは35勝(20KO)7敗2分でこれまで日本人5人と対戦して全勝している日本人キラーだ。
 1Rから圧力をかけて接近戦を仕掛けるゴンサレス。左右のボディを打ち、ガードの隙間から的確にアッパー、フックを入れる。
 3Rにはフエンテスの右フックをもらうと、さらにスピードをアップして打ち合いを挑むゴンサレス。フエンテスは下がって距離を取ろうとするが、ゴンサレスはすぐに間合いを詰める。
 攻撃の手を休めず接近してボディ、アッパーを打つゴンサレス。圧倒的な手数と正確さで離れようとするフエンテスを逃さない。そして6R、コーナーへ追い詰めたゴンサレスが左ストレート、右フックで倒れかけたフエンテスへ右アッパーを突き上げてダウンを奪う。
 立ち上がったフエンテスだが、もはや反撃する余力はなく、ゴンサレスがパンチを連打したところでレフェリーが試合をストップした。
「彼はとてもいい選手ですが、試合に勝つのはその日、コンディションのいい選手です。今日は私が勝ちました。神に感謝します」とゴンサレスは勝利者インタビューに答え、次の対戦相手のことを聞かれると「井上選手とは戦いたい。エストラーダとも戦いたいので、どちらか先に私の前に立ってくれた選手と戦います」と、スーパーフライ級に転向した井上尚弥(大橋ジム)とWBA&WBO世界フライ級スーパー王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)の名前をあげた。

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