「Y's Works」 へようこそ 2014-09-07
誇り高きボクサー
先週の9月5日(金)にプロボクシングの世界タイトルマッチが行われました。
録画はしておいたものの中継時刻がかなり遅かったこともあり3試合あった中で、村田選手のノンタイトル戦、世界チャンピオン井上選手の防衛戦と観た後に行われた、【WBC世界フライ級タイトルマッチ】チャンピオン・八重樫東VSローマン・ゴンザレスの一戦は、深酒も手伝って不覚にも観ている途中で寝てしまい、結果は知りながらも本日再観戦致しました。
八重樫選手・ゴンザレス選手共に2階級制覇の世界チャンピオンであり、挑戦者であるゴンザレス選手はこの試合に3階級制覇が懸かっている無敗のボクサー。アマチュア時代から通算すると120戦以上も勝ち続けてきたニカラグアの英雄です。
壮絶な打ち合いの末、力尽きた八重樫選手が9RKO負けという結果になりましたが、元プロボクサーである私はこの数年間観た試合の中で一番感動した試合となりました。
無敗の強打者であるゴンザレス選手と最後まで「真正面からのど突き合い」を繰り返し、テクニックやボクシングの枠を超えた「本物の漢(おとこ)の戦い」だったと言えるでしょう。
八重樫選手の勇気と勝負度胸は戦ったゴンザレス選手が一番理解しているはずです。
ボクシング通で知られる俳優の香川照之さんがゲストとして招かれていましたが、「正面に立ち過ぎだ」や「ボディ打ちも入れたほうが良い」などと解説者そっちのけで熱弁。
理論としては間違っておりませんが私はあまりにもでしゃばり過ぎる香川さんの解説に、『そんなことは八重樫陣営だって解ってんだよこのヤローッ!!』と怒鳴ってしまいました。
既にポイントでは完全に負けていた八重樫選手が勝つためにはもはやKOしかありません。
ボクサーには「なりふり構わず倒しに行くしかない」という場面が何処かで必ずあるものです。
私はトレーナーとして選手の育成も経験させて頂きましたからその気持ちが痛いほど解り、恐縮ながらそれが「理論家であり実践家でもある私」と「理論家である香川さん」の違いです。
もちろん『20年後も記憶に残る名勝負』だと語った香川さんのコメントは評価致します。
新チャンピオン・ゴンザレス選手も王者にふさわしい器と人格を兼ね備えており、共に拳で語り合った八重樫選手の健闘を心から称えていたことに拍手を送りました。
試合を終えたばかりですし八重樫選手の今後については本人のみぞ知るところですが、私からは『ひとまずお疲れさまでした』そして『感動する試合をありがとう』と言いたいです。
http://d.hatena.ne.jp/catfish9/20140906/1409998606
Catfish cafe 2014-09-06
24戦20勝4負Add Star
"敗者には何もやるな。"これは崇高なリングの掟である。
昨夜のボクシング興行を観た読者はいるだろうか?夏の終わりの夜に打たれたイベントの主役は八重樫 東(大橋)だっただろう。
実際、彼は絶対的強さを誇る無敗のニカラグア人ローマンゴンザレスに敗れている。
つまり、敗者が主役になるという、甲子園でしかみれない現象が四本のロープで囲まれた、四角いリングで起こったのだ。 勘違いしてはならない、これは八重樫だから起こった事なのだ。では、彼に何かが与えられたのか?仮にどこかのご婦人がそれを申し出たとしても、いや、彼はそれを辞退しただろう、八重樫はそういう男なのだ。 "お嬢さん、気持ちだけ頂きます。"
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