2013年5月2日木曜日

母校凱旋


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岩手日日 2013.5.2
母校凱旋、後輩へエール WBCフライ級王者八重樫選手
母校の黒沢尻工高を訪れ、後輩たちと言葉を交わす八重樫選手
 北上市新穀町出身の世界ボクシング評議会(WBC)フライ級王者の八重樫東選手(30)=大橋ジム=は1日、母校である同市村崎野の県立黒沢尻工業高校(三浦俊哉校長、生徒677人)を訪問した。世界ボクシング協会(WBA)ミニマム級に続いて2階級制覇を成し遂げた八重樫選手は、後輩たちに「卒業の時、この学校で良かったと思えるよう一生懸命過ごしてほしい」と呼び掛けた。
 同校で開かれた凱旋(がいせん)報告会では、ブラスバンドの演奏に合わせて八重樫選手が入場。八重樫選手の顔がプリントされたTシャツを着たボクシング部員たちがのぼりを掲げて通路をつくり、生徒たちが大歓声で迎えた。
 三浦校長は「タイトル戦の日は、ちょうど当校の入学式だった。著書の中で語られた『逃げない、投げない、諦めない』精神を、後輩に伝えてほしい」とあいさつ。生徒を代表して川村隼矢生徒会長(3年)がお祝いの言葉を述べ、ボクシング部の佐藤和樹主将(同)が花束を手渡した。
 八重樫選手は高校時代の思い出などを語り、「あの頃の仲間がいたから今の自分がある。人生の中で自分を成長させてくれる大切な仲間をつくってほしい」とし、不屈の精神を説きながら「ここまで周りの人間に支えられてやってきた。感謝の気持ちを忘れなければ、必ず道は開ける。これはボクシングだけでなく、仕事でも勉強でもいろいろなことに共通すること」と話した。
 さらに、ボクシング部の練習場を訪れた八重樫選手は後輩たちの練習を見守り、「ボクシングは大変なスポーツだが、けがにだけは気を付けて頑張ってほしい」とエールを送った。
2階級制覇「皆さんのおかげ」 市役所訪れ報告
髙橋市長(右)らから祝福を受ける八重樫選手
 WBCフライ級王者の八重樫東選手は1日、北上市役所を訪れ、髙橋敏彦市長に2階級制覇を報告した。WBCの緑色のベルトを肩に掛けて車を降りた八重樫選手は、約120人の職員や地元ファンに出迎えられ、快挙を祝福された。
 市役所玄関前で開かれた報告会では、髙橋市長が「2階級制覇は、北上市民はもとより、県内の被災者にも励みとなったのではないか。今後も防衛を続け、被災地へ力を送ってほしい」と功績をたたえた。
 八重樫選手は「必ず北上にベルトを持ち帰ろうという気持ちで臨んだ」と世界戦前の心境を語り、「勝てたのは応援してくれる地元の皆さんのおかげ。自分はボクシングを通してしか地元に貢献できない。岩手の人間が頑張っていることを伝えていけるよう、ベルトを一生懸命守っていく」と防衛を誓った。
 八重樫選手は同日、県庁に達増拓也知事も表敬訪問した。

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