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スポーツ報知 2013年4月7日06時03分
【BOX】五十嵐をかく乱!大橋会長「八重樫をKOして」
◆報知新聞社後援 ワールドプレミアムボクシング トリプル世界タイトルマッチ ▽WBC世界フライ級戦 王者・五十嵐俊幸―元WBA世界ミニマム級王者・八重樫東(8日、東京・両国国技館) 因縁の日本人対決で最終“舌戦”だ! トリプル世界戦の調印式が6日、都内で行われ、WBC世界フライ級王者の五十嵐俊幸が、同級6位の八重樫東陣営の大橋秀行会長(47)から「KOを狙って下さい」と、前代未聞の逆KO指令を受けた。戸惑いの表情を浮かべた五十嵐だったが、「僕はパンチがないんで」と余裕でかわした。決戦が間近に迫り、両陣営の駆け引きは佳境に入った。緊張感が高まる試合2日前の調印式。なれ合いはない。五十嵐、八重樫の両陣営が顔を合わせても心理戦は続いていた。壇上で挑戦者陣営の大橋会長が火ぶたを切った。
大橋「五十嵐チャンピオンが八重樫を挑戦者に選んでくれた理由は、八重樫の人気や知名度を得たいということでしたが、ここでつまらない試合をしたらかえってイメージダウンになると思う。ここはぜひ八重樫をKOして下さい、…いやKOを狙って下さい」
大橋会長の一世一代の大演説に、八重樫も細い目を丸くさせた。それ以上に困惑した表情を見せたのが五十嵐だ。何度も首をかしげながら、逆KO指令に反応した。
五十嵐「KOを狙うにも、僕はパンチがあまりないんで…。みんなが興奮できるような試合をしたい」 王者は1月23日の試合発表時に、昨年6月に井岡一翔(井岡)との王座統一戦に敗れながらも激しい打ち合いを見せて男を上げた八重樫に“乗っかる”ことを、大胆にも公言した。八重樫側も返す刀で「1ラウンド決着もある」「五十嵐がアウトボクシングをしてきたらズッコける」と発言。五十嵐との体格差を埋めるため、得意の打撃戦に引きずり込もうと舌戦をエスカレートさせてきた。
壇上を下りた五十嵐は「大橋会長はかく乱しに来ている。でも、やるべき作戦は決まってます」と、耳をふさぐしぐさを見せながら話した。対する八重樫はボスのトンデモ発言に「ビックリしてます」と苦笑も、「試合は思い通りにならない。いいタイミングで攻めていければ」と覚悟を決めた。
アマチュア時代に4度対戦して五十嵐が全勝。互いに手の内を知り尽くしている。「いい試合になると思うけど、厳しい内容になる」と口をそろえた。最終決着へカウントダウンに入った。
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