http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/battle/news/CK2013040202000190.html
中日スポーツ 2013年4月2日
八重樫東 世界戦は殴り合いだ
8日の3大世界戦(東京・両国国技館)で五十嵐俊幸(29)=帝拳=のWBC世界フライ級タイトルに挑む元WBA世界ミニマム級王者の八重樫東(30)が1日、所属する横浜市の大橋ジムで公開練習した。サンドバッグで重低音を響かせ、偵察に来た五十嵐陣営の帝拳・浜田代表をうならせた。
そんな中、動いたのが策士の大橋秀行会長だ。「今回の対戦は五十嵐陣営が八重樫を指名した。その試合でチョンチョンとアウトボクシングしたらずっこけちゃう。五十嵐選手にもプライドがある。激闘になるでしょう」と発言。アウトボクシングが得意な五十嵐を八重樫得意の殴り合いに持ち込むための挑発だ。「3月30日に五十嵐のスパーリング、そしてきょうの(八重樫の)練習を見て、あらためて勝利を確信した。9割勝てる」とも付け加えた。
ただ、八重樫自身は冷静そのもの。「勝てるパーセンテージ上げるのは自分」と落ち着いた表情。ミニマム級から2階級上げたため減量苦もまったくない。
http://hochi.yomiuri.co.jp/event/sports/news/20130401-OHT1T00156.htmスポーツ報知 2013年4月2日06時03分
【BOX】八重樫、弱点まぶた「腫れても勝つ」
・・・八重樫陣営が、エープリルフールに王者・五十嵐陣営に心理戦を仕掛けた。2階級制覇を狙う同級7位の挑戦者、八重樫東が1日、横浜市内の大橋ジムで2ラウンドのスパーリングを公開。偵察に現れた王者陣営に軽めのスパーを見せつけ手の内を隠した。大橋秀行会長は「作戦を変更する」と煙幕を張りつつ「必ず激闘になる」「1ラウンド決着もあるかも」などと挑発した。
本気は出さない。八重樫が、公開スパーリングで出し惜しみした。手の内を全開にした王者・五十嵐と違い、グラブの先でパートナーの体をタッチする程度の“ちらりスパー”を2回だけ披露。「しっかりしたものは先週で終わったんで」。挑戦者はそう言うとサッとリングから下りた。鋭い視線があった。帝拳ジムの浜田剛史代表(52)と葛西裕一トレーナー(43)らが予定外の来場。八重樫陣営は王者側の偵察に合わせるかのような心理戦を仕掛けた。
大橋会長は「エープリルフールですが、私の発言はガチ」と前置きした上で揺さぶりをかけた。先月30日、腫れやすい両まぶたを打たれたくない八重樫が、4回まで前に出てこないと予想した葛西トレーナーを「ヒットエンドランを外されたような心境。度肝を抜かれた。さすが葛西裕一」と“ホメ殺し”。「作戦がバレたので変更する。1ラウンドからスタートダッシュで行く」と煙幕を張り「激闘になることは間違いない。八重樫を挑戦者に指名しておいて(五十嵐が)アウトボクシングをしてきたらズッコけてしまう」と挑発した。
八重樫が4戦全敗したアマ時代、五十嵐に長いリーチと足を使われポイントで逃げられた。視界を奪ってペースを握る作戦をにおわす王者に、八重樫は「まぶたが腫れても勝つ。五十嵐が足を使う展開になっても、準備はしてる」と、細い目に笑みを浮かべた。極めつけに大橋会長は、06年6月にまな弟子の川嶋勝重がWBC世界スーパーフライ級王者・徳山昌守から王座を奪取した1回KO劇を持ち出し「あの光景が目に浮かんでいます」。
注目の日本人対決がにわかにヒートアップしてきた。
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