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村田 諒太 Ryota Murata選手のfacebook 8月1日
高校の同級生、向井が引退を決めたようです。
思い返すと、ボクシングを始めて、初めて嫉妬心やライバル心を抱いたのが彼でした。
高校の同級生であり、常にリードしていた僕に、彼がドンドン追いついていき、キャプテンはどっちだ、学内で1番はどっちだと比べ合い、大学1年生のスランプ時には成績としても一度追い越されてしまい、焦りを覚えた事を克明に思い出します。
金メダリストとなり、世界王者となり、成績という面で上にいったから仲良く出来ているのではないか、などと自分の醜さを自問自答し、そして引退というピリオドを迎え、比較というものは実に小さく、過去となればどうでもいい事だと気づく。
つまるところ、人間が一生懸命比べあっている事も、死というピリオドを迎える時に、実にくだらない、子供の遊びのようなものだったなと気付くのかもしれません
向井のこれからが神様からの祝福と栄光に満ちますよう、お祈りしております。
今になって初めて、心から彼に祈ることの出来る自分の小ささと罪を恥ながら…
『引退報告』
https://ameblo.jp/bau301/entry-12683779068.html
ボクシングトレーナー向井寛史のブログ 2021-07-31 21:57:00
『引退報告』
私、向井寛史は現役引退のご報告させていただきます。
2018年8月17日(金)、元3階級制覇王者の八重樫 東選手との試合から復帰に向けて約3年活動していましたが、度重なる怪我と手術、コロナ禍等いろいろな要因があり引退を決意致しました。
ボクシングを始めた15歳、南京都高校(現 京都廣学館)への進学が決まっていた、3月から練習に参加したのが始まりでした。
あれから20年経ちましたがボクシングへの想いは当時のままです。
まさに拳闘馬鹿です。
自分でもアマ歴8年でプロ12年でいつの間にかプロ生活の方が長くなっていたことに驚いています。
プロ生活12年間のデビュー戦は2009年8月1日です。
八重樫選手との試合からのこの3年間は12年間で 1番長く感じることになり、本当にボクシングが大好きだと感じることができた3年間でもありました。
この経験を無駄にせず後進に伝えていくことこそが、自分の成長や支えてくださった人達に対する恩返しになると思っています。
そして、有り難いことに3名のプロ選手の担当をさせていただいてます。
指導者としてはまだまだ未熟ではありますが今まで培ってきたものを選手達に伝えていけるように精進していきます。
本当に数多くの人達に支えていただいたプロ生活12年でした。
本当にありがとうございました。
プロボクサー向井寛史は引退致しますが、引き続きトレーナー向井寛史として見守ってください!
最後に六島ジム、会長、武市トレーナー、現役生活を支えてくださり有難うございました。
これからはスタッフとしてしっかりと精進していきますので宜しくお願い致します。
やることやって結果だす!
生涯戦績
25戦16勝(6KO)6敗(5KO)3分
元WBOアジアパシフィックSフライ級王者
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