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ガジェット通信 2019/12/02 21:00
八重樫東、年末のタイトルマッチに向け始動「今は試行錯誤している段階」
12月23日に横浜アリーナでIBF世界フライ級王者モルティ・ムザラネ戦に挑むボクシング元3階級制覇王者の八重樫東が、年末の決戦に向け始動した。
『トリプル世界戦』村田諒太 拳四朗 八重樫東
村田諒太、拳四朗、八重樫東のトリプル世界戦として行われるタイトルマッチ。36歳のベテランにとって、2年半ぶりとなる待望の世界戦だ。2017年5月、IBF世界ライトフライ級タイトルマッチで3度目の防衛をかけて挑んだミラン・メリンド戦では、1回TKО負けをして王座から陥落した。
年齢も若くない。限界説もささやかれたが、スーパーフライ級で日本初の4階級制覇を目指し、再起。ノンタイトル戦3試合を全て勝利で飾ってきたが、今回は1階級落としフライ級王座復帰への挑戦が決まった。37歳のモルティ・ムザラネと36歳の八重樫は同級生。お互いベテランとしてキャリアをかけた負けられない戦いだ。命がけで挑む一戦を一ヶ月後に控え、現在の心境や練習状況を聞いた。
「僕には時間がないので。他の若い子より時間がないんでね」
「今現在はまだ減量には入っていないので、しっかり食べてしっかりトレーニングをしている段階です。減量は一ヶ月前から入るので、11月の23日以降が減量期かな、と思っています。それまではたくさん食べてたくさん動いて。今はもうフィジカルなり、いろいろなことに手をつけているの、そこを少しずつボクシングになじませていって、いい動きができるように試行錯誤している段階です。来週からスパーリングに入ります。スパーリングで調子をバンバンあげていって、いいコンディションで怪我なく試合にいけるように頑張っていきたいなと思います。」
「僕には時間がないので。他の若い子より時間がないんでね」と語る激闘王・八重樫。令和として迎える初めての年末、悲壮な覚悟でチャンピオンに立ち向かう。
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