2019年11月23日土曜日

全日本ボクシング選手権準決勝

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Boxing News(ボクシングニュース) 2019年11月23日土曜日

岡澤セオン、鈴木康弘ら準決勝進出 
全日本選手権2日目 途中採点公開も試用
 鹿児島・阿久根市で開催中のアマチュアの第89回全日本ボクシング選手権大会は競技2日目の22日、シードされた選手も続々登場し、順当に勝ち進んでいる。
 69キロ級(ウェルター級)では注目の岡澤セオン(鹿児島体育協会)が小林将大(同志社大)に判定勝ちした。国際大会で実績を残し大きな飛躍をとげた岡澤は、地元鹿児島の観客の大きな声援を浴びながら、小林を終始アウトボックス。5-0のフルマークの判定だった。 
 この階級はリング復帰したロンドン五輪代表の鈴木康弘も勝ち進んでいる。23日の準決勝では、岡澤は秋山佑汰(自衛隊体育学校)、鈴木は金城大明(自衛隊体育学校)と対戦する。
 リオ五輪代表の2選手、57キロ級(フェザー級)の森坂嵐(東農大)、63キロ級(L・ウェルター級)の成松大介(自衛隊体育学校)も2大会連続出場を目指して勝ち進んでいる。57キロ級は特に激戦区で、他に村田昴(自衛隊体育学校)、堤駿斗(東洋大)、藤田健児(自衛隊体育学校)と予想された顔ぶれが揃った。23日の準決勝では、村田-堤、森坂-藤田の組み合わせ。
 52キロ級(フライ級)で勝ち残ったのもおなじみの4選手。準決勝は柏崎刀翔(福井スポーツ協会)-坪井智信(自衛隊体育学校)、林田翔太(和歌山県教育庁)-田中亮明(中京高校教)。いずれも同じ大学のOB対決となった(柏崎-坪井は日大、林田-田中は駒大)。
 63キロ級の成松は完山隼輔(駒澤大)と対戦する。この階級のもう一組は冨田真広(中央大)-今永雅虎(東洋大)。
 75キロ級(ミドル級)は前年度王者の森脇唯人(自衛隊体育学校)が佐藤幸治(日大)の挑戦を撃退し、準決勝では若手の宇佐美正パトリック(東農大)と対戦。もう一組は赤井大五郎を破った田中廉人(東洋大)と細野恭兵(近畿大)戦。
81キロ級は国体で優勝し復調を印象づけた鬼倉龍大(茨城県ボクシング連盟)が前年度優勝の栗田琢郎(日大)と対決。もう一組は梅村錬(拓大)-新田隆人(中大)戦。
 なお、IOC(国際オリンピック委員会)は来年の東京五輪のボクシング競技で採点の途中公開を決めているが、今日明日の試合でそのテストがおこなわれる。
 会場を視察に訪れたIOCボクシング特別作業部会の渡辺守成座長が内田貞信日本連盟会長や指導者らと協議した末に決定したもので、8階級のうち五輪階級以外の2階級(49キロ級、60キロ級)で実施される。


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