2018年12月26日水曜日

圧倒的な強さ、2018年世界王者相手2戦182秒KO勝ち

https://bit.ly/2Rfw0mA
THE ANSWER 2018.12.26

井上尚弥、米ヤフー選出“年間MVPボクサー”で堂々の2位! 「スーパースター寸前」

ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級トーナメントで準決勝進出を決めたWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)。バンタム級転向初年度の2018年は世界王者相手に2戦合計でわずか182秒でKO勝ちという圧倒的な強さを示したが、米メディアでは2018年のボクサー・オブ・ザ・イヤーのファイナリストに堂々の選出を果たしている。

米ヤフーが2018年の最優秀ボクサー選出、井上はファイナリスト2人に残る
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級トーナメントで準決勝進出を決めたWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)。バンタム級転向初年度の2018年は世界王者相手に2戦合計でわずか182秒でKO勝ちという圧倒的な強さを示したが、米メディアでは2018年のボクサー・オブ・ザ・イヤーのファイナリストに堂々の選出を果たしている。

 米ヤフースポーツでは2018年の世界ボクシング界の最優秀選手を選出。クルーザー級統一王者のオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)とともに、「The Monster」がファイナリストに選ばれている。特集ではその理由をこう紹介している。

「イノウエは米国で歴史的に人気のあるとは言えない階級で戦っているにも関わらず、スーパースターの位置まで上り詰める寸前まできている。そして、彼は英語も話さない。しかしながら、彼には巨大なカリスマ的なパーソナリティーを持つ。そして、常に興味を惹きつけるようなパンチ力を持っているのだ」

 ミドル級など中重量級が人気を誇る米国で、軽量級はさほど人気を得ていない。対戦を盛り上げるトラッシュトークもない真面目な3階級王者だが、昨年9月のスーパーフライ級の祭典「Superfly」でのアントニオ・ニエベス(米国)戦で一度リングに上がっただけの米国でも、「スーパースター寸前」という人気を博しているという。

 その人気の理由はカリスマ性、そして、階級離れしているハードパンチは、パウンド・フォー・パウンド(PFP)上ではヘビー級の世界王者を凌ぐほどだという。

「デオンテイ・ワイルダーはボクシング界最大のパンチャーとしばし呼ばれる。それは事実かもしれないが、PFPの世界では、誰一人、イノウエよりも強烈なパンチを放つことはできない。彼はキャリアが浅い。まだ25歳で2012年までプロ転向しなかったが、彼は近年のボクシング界で最高のボディーパンチャーの1人だ」

パンチ力を現役屈指と絶賛「歴史に残るファイターの1人として記憶されるだろう」
 WBC世界ヘビー級王者のワイルダー(米国)を凌ぐほどの、PFP屈指のパンチャーと絶賛。そして、一撃で相手をマットに沈めるボディーは近年のボクシング史上でもトップクラスだと評価されている。

「彼は明確に殿堂入りの道のりを歩んでいる。最終的にはボクシング史に残る軽量級ファイターの1人として記憶されるだろう」

 17戦全勝の男は将来的に殿堂入りに加え、ボクシングの歴史にその名を刻むこと間違いなしとまで絶賛されている。

 年間最優秀ボクサーのファイナリスト2人に残った井上だが、一方で2018年度の最優秀ボクサーの座に輝いたのはウシクだった。

「2018年のイノウエは最高に偉大で、キャリアが進むにつれ、偉大さは高まるばかりだが、2018年のウシクの達成とは比較できない」として、WBSS第一回大会のクルーザー級で優勝し、4団体統一に成功したウシクの功績を、井上よりも高く評価していた。

 2019年にWBSSで優勝となれば、井上は3団体統一王者となる。来季こそモンスターが年間最優秀ファイターに輝く番かもしれない。

0 件のコメント:

コメントを投稿