2018年11月22日木曜日

引退

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日刊スポーツ 2018年11月8日9時9分


ボクシングの中量級で世界的に活躍した元東洋太平洋ウエルター級王者亀海喜寛(35=帝拳)が現役引退した。7日、帝拳ジムの本田明彦会長が明かした。6日に自身のSNSを更新し、「引退しました」と記していた。8月のスーパーウエルター級10回戦で、グレグ・ベンデティ(米国)に0-3で判定負けしたのが最後の試合だった。

昨年8月、元4階級制覇王者コットとWBO世界同級王座決定戦を戦った。超ビッグネームに奮闘も、世界初挑戦でベルトに届かなかった。引退理由に「最後の2戦は何故かわかりませんが序盤で上腕二頭筋に力が入らなくなり、以前のようにパワーパンチを最後まで打ち続ける事が出来なかった」と明かした。

05年にプロ入りし、13年に東洋太平洋ウエルター級王座を獲得。11年からは米国を主戦場にし、8月のベンデティ戦が米国での10試合目、戦績は27勝(24KO)5敗2分けだった。今後はトレーナーになる。

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スポーツ報知 2018年11月22日16時10分

2度世界戴冠の河野公平が引退表明 「燃え尽きるまでボクシングができて幸せ」

プロボクシング元WBA世界スーパーフライ級王者・河野公平(37)=ワタナベ=が22日、都内の所属ジムで記者会見し、現役引退を表明した。引退式を来年1月12日に東京・後楽園ホールで実施される興行内で行う予定。生涯戦績は33勝(14KO)12敗1分け。

 18年前の2000年11月22日のデビュー戦で判定負け。栄光と挫折を見てきた男が、長きプロボクシング人生にピリオドを打った。河野は「プロボクサーを引退します。燃え尽きると思えるまでボクシングができた。幸せでした」と晴れやかな表情で語った。

 デビュー戦は敗れたものの、豊富なスタミナを武器にキャリアを重ね、主戦場のスーパーフライ級で、2007年に日本王座、東洋太平洋王座を獲得。2012年大みそかに3度目の世界挑戦で、WBA世界スーパーフライ級王者テーパリット(タイ)から4回に3度ダウンを奪う劇的な結末で初めて世界王者に輝いた。「最も印象的な試合ですね。これが最後のチャンスだと思って戦った」と振り返った。

 2013年5月の初防衛戦を兼ねた王座統一戦で暫定王者のソリス(ベネズエラ)に判定負けを喫し、王座陥落。しかし、2014年3月に同級王座決定戦で再び王座を獲得。「デビュー戦に負けた僕が2度も世界王者になれるなんて信じられない」と語った。

 その後は、2015年10月に米シカゴで元世界3階級制覇の亀田興毅氏の挑戦を受け、判定勝ちで王座防衛。2016年8月に4度目の防衛に失敗し王座陥落したが、飽くなき闘争心で、同年12月に当時WBO世界スーパーフライ級王者の井上尚弥(大橋)に挑戦。6回TKOで敗れた。

 今年5月にオーストラリアで、モロニー(オーストラリア)に6回終了TKOで敗れたノンタイトル戦が最後に。負けた時には引退を決めたといい、「もう気持ちが燃え上がって来なかった。悔いはないです」と潔くボクサー人生の幕を下ろした。

 ◆河野 公平(こうの・こうへい)1980年11月23日、東京都生まれ。37歳。東亜学園高時代は陸上部で長距離ランナー。高校3年からボクシングを始め、ワタナベジムに入門。2000年11月プロデビュー。2007年2月に日本スーパーフライ級王座、同10月に東洋太平洋同級王座に輝く。2度の世界挑戦失敗後、2012年12月大みそかにWBA世界同級王座を奪取。2013年5月の初防衛戦で敗れたが、14年3月にWBA世界同級王座を再獲得。2015年10月、米シカゴで亀田興毅との2度目の防衛戦で判定勝ち。2016年8月、4度目の防衛戦で敗れ、王座陥落した。身長167センチの右ボクサーファイター。

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