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千葉日報 2018/9/17 12:07
ボクシング元世界王者・川嶋さん「努力し自信培って」 出身地・市原で
ボクシング教室で参加者と交流する川嶋さん=16日、市原市
20代前半でボクシングを始め、WBC世界スーパーフライ級チャンピオンにまで上り詰めた川嶋勝重さん(43)が16日、出身地の千葉県市原市にあるゼットエー武道場で講演した。現役時代を振り返りながら、躍進の背景に「自分を信じる力」があったと説明し、その力を生むには「努力することが一番大切」と訴えた。
地元の関係者に招かれて講演に臨んだ川嶋さんは、学生時代は野球に熱中していたことを紹介。就職後、プロボクサーの友人の試合を間近で見た際、スポットライトを浴びる姿に「自分もあのリングに立ちたい」と感化され、ボクシングの道に進んだと明かした。
ボクシングを始めたのが20代前半だったため、「世界チャンピオンになろうと思うのはずうずうしい」と考えていたが、練習では手を抜かなかったという。プロデビュー後も常に「次の試合が最大の目標」として着実に成長。時には苦杯をなめながらも2004年、ついに世界王者に輝いた。
頂点に立てたのは「自分を信じる力がすごく強かったから」で、その力は真剣に練習に打ち込むことで生まれると強調。ボクシングに限らず、一番大切なのは「目標に向かって努力すること」といい、「自分がやってきたことは自分に返ってくる」と力を込めた。
川嶋さんはその後、初心者から経験者までの男女を集め、ボクシング教室を開催。基本姿勢やパンチの打ち方について直接指導し、ミット打ちなどを通じて参加者と笑顔で交流した。
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