日刊スポーツ 2018年2月28日22時44分
松本亮ローマンに判定負け、王座逃し「駄目だった」
<プロボクシング:WBAスーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦>◇28日◇東京・後楽園ホール
24歳で同級11位の松本亮(大橋)が27歳の王者ダニエル・ローマン(米国)に0-3の判定で敗れ、王座獲得に失敗した。
世界初挑戦の松本は効果的な連打を繰り出せず、速さで上回る王者を崩せなかった。ジャッジ3人のポイントで大差をつけられる完敗。昨年9月に久保隼(真正)を破って王座を獲得したローマンは初防衛に成功した。
戦績は松本が23戦21勝(19KO)2敗、ローマンは27戦24勝(9KO)2敗1分け。
◆松本亮の話 ずっと相手のペースでいってしまった。全然駄目だった。状態は今までで一番よかった。しょうがない。負けたから何も言えない。
◆元世界3階級制覇王者・八重樫東の話 いい試合だった。亮の出来は良かったがチャンピオンの出来も良かった。亮は打たれ強かったし、いいところはすごく出ていた。
◆ダニエル・ローマンの話 試合をコントロールできた。前に出てプレスをかけ続け、松本が疲れた後も続けられたことが勝因。指名挑戦者との試合の後は誰でもいいので王座統一戦をしたい。
https://goo.gl/v8G9yw
スポニチ 2018年2月28日 21:28
世界初挑戦の松本亮 0―3で判定負け「今までが甘かった」
ボクシングのWBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦は28日、後楽園ホールで行われ、世界初挑戦の同級11位・松本亮(24=大橋)は王者ダニエル・ローマン(27=米国)に0―3で判定負け。元WBA世界スーパーフライ級王者・川嶋勝重、元3階級制覇王者・八重樫東、WBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥に次ぐ大橋ジム4人目の世界王者はならなかった。
身長で約10センチ上回る松本だったが、序盤からローマンのインファイトに巻き込まれた。右フックや左のボディー―フックのコンビネーションを終始被弾。右ストレートや左ボディーで反撃も単発で、王者の前進を食い止められなかった。採点はジャッジ1人が8点差、2人が10点差の大差だった。
▼松本亮 相手のペースでいっちゃたかな。長い距離で戦おうとしたけどダメだった。セコンドから前に出ろと言われたけど、出られなかった。体調は今までで一番良かった。もっと練習して、さらに上を目指したい。今までが甘かった。
▼大橋秀行会長 完敗だった。12ラウンドスタミナが切れず、今までやってきたことは出せた。いい負け方と悪い負け方があるが、今日はいい負け方。日本タイトルからやり直さないと。
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