2017年10月21日土曜日

食べきれないほどのお菓子を

岩手日報 応援席(コラム) 2017.10.21
八重樫、ボクシング人生最後の大勝負
 愛媛国体取材を終えたその足で、横浜に向かった。
ボクシングの元世界3階級者八重樫東(大橋、黒沢尻エ高‐拓大)の会見取材のためだ。

所属ジムからの案内には、11日に会見を開くとだけ記されており、その内容はは不明。それでも自らの進退を伝えるであろぅことは明らかだった。
 今年5月、国際ボクシング連盟(IBF)ライトフ級王座陥落の場に居合わせた。まさかの1回TKO負けだった。
 その後の会見で「最初ダウン後、記憶がない」「派手に散りましたね」苦笑いを浮かべた八重樫。ただ「日本人はすぐに決めたが人に決められることではない」と34歳という年齢や身体に関する質問にはいらだっているように見えた。
 あれから5カ月。勝手ながら「辞めてほしくない。もう一度、八重樫の激闘が見たい」とのこちらの願いが通じた。八重樫は11日、階級を二つ上げ、スパーフライ級に挑戦する意向を表明し「同年代の選手がどんどん辞めている中、加齢にあらがいたい」と語ってくれた。
 現役続行会見から数日。「娘から『試合に勝ったらお菓子あげるね』と言われた」との写真共有アプリ「インスタグラム」の投稿があった。
 「ボクシング人生最後の大勝負」と自身も承知している復帰戦は、年末が濃厚。ぜひ、1日では食べきれないほどのお菓子を、一永ちゃんから受け取ってもらいたい。


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