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あるBOX(改) 2016年11月20日
年末ボクシング、また世界戦密集
2016年の大晦日。
またもボクシング…というか、格闘技イベントが密集しちゃってます。
毎年恒例だけど、見る方は大変です。
2015年もそうだったけど、今年の大晦日もフジTVが純格闘技の「RIZIN」、TBSは格闘技イベント中に「ボクシング」を盛り込み、テレ東は純「ボクシング」で決まりの模様。
※これだとTBSのボクシングが「いつ始まるんだ?」と 録画設定に困る事になるんですよ…
【2016年12月31日】
◆フジテレビ「RIZIN」 総合格闘技 18時~
◆TBS『格闘技+ボクシング』 18時~
「WBA世界フライ級タイトルマッチ」
井岡一翔 vs スタンプ・キャットニワット(タイ)
「IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」
ジョナサン・グスマン vs 小國以載
「IBF世界バンタム級タイトルマッチ」
リー・ハスキンス vs 大森将平
また、K-1ルールで行われると思われる、魔裟斗vs五味隆典戦もあり、どちらがメイン級になるかは不明。
井岡の相手はタイ人選手。15勝(6KO)無敗だが、暫定王者とはいえ失礼ながら18歳は若すぎる。※同国からは時々怪物的な選手が現れるが…
井岡がビッグマッチ路線から完全に外れた事を実感。
ドミニカの強打者グスマンは、再び日本登場。23戦22勝22KO無敗(1無効試合)戦績の中には、7月に和氣慎吾から4度のダウンを奪ってKO勝ちした試合も含まれる。小國以載(角海老宝石/28歳)も20戦18勝(7KO)1敗1分の好戦績だが、さすがにKO率で見劣りする。上手さもあったグスマンに付け入る事が出来るか注目。
イギリスの人気王者ハスキンスを「6千万で呼んだ」と言われるIBFバンタム級タイトル戦も注目だ。32歳の王者は、37戦34勝(14KO)3敗)。ホープ大森(ウォズ/23歳)は18戦17勝(12KO)1敗。 活きのイイ速攻でペースを掴んでほしい。
◆テレビ東京『ボクシング・ダブル世界戦』 21時30分~
「WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ」
ジェスレル・コラレス vs 内山高志
「WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ」
田口良一 vs カルロス・カニサレス
定番のワタナベジム複数世界戦興行。2試合とも重要試合だ。パナマのコラレス(25歳)は、22戦20勝(8KO)1敗1分の戦績だが、今年4月に衝撃の速攻で内山高志(37歳)を2Rで沈めてしまった。長期政権継続中だった内山はプロ初の敗北を喫したが、今回はトリッキーなパンチを貰わずに序盤を凌げるか注目したい。
また田口の相手も16戦16勝(13KO)と強敵だ。一時はベネズエラの選手といえば技巧派で怖さは無いというイメージがあったが、そうとも言えなそうだ。6人いた対戦候補の中から、一番強い相手を選んだという田口、さすがの姿勢だが難しい試合が予想される。
【12月30日】
大晦日の前日もボクシングのダブル世界戦あり。五輪メダリスト清水聡の試合もあり、こちらのプログラムも注目ですなぁ。
◆フジテレビ『ボクシング・ダブル世界戦』 18時~
「WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ」
井上尚弥 vs 河野公平
「IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ」
八重樫東vs未定
モンスター井上尚弥に、ベテラン河野が挑む。対戦相手に困窮した井上陣営からの話に渡辺会長が乗った形か?ワタナベジムは井上vs田口戦でモンスターを最も苦しめた(?)実績に自信あり…か?先日コンセプシオンに惜敗し王座陥落した35歳の河野。驚異的な粘りを発揮するタイプだけに田口に通じるモノを感じるし、終盤も連打力が落ちないスタミナは凄まじいの
だが、亀田長兄のボディで背を丸めた事があるからなぁ…。その辺は少し心配だ。
なお、WBO世界バンタム級タイトルマッチで、王者のマーロン・タバレスに挑むはずだった井上拓真は、拳を痛めたため、出場中止となった。
IBFライトフライ級王者の八重樫は、5月の初防衛戦でマルティン・テクアペトラ(メキシコ)に辛くも勝利しながら、試合前に負傷した左肩の治療でブランクを作っている。そのためIBFは暫定王座決定戦の開催を承認し、3位のファーラン・サックリンJr(タイ)vs 5位のミラン・メリンド(比)のカードが決定。日程的には厳しいが、八重樫が次戦で戦うのは暫定王座決定戦の勝者になりそうだ。
連日の世界戦興行。
特にワタナベジムは所属選手3人を連日世界戦に送り出すという忙しい年末になるが、どうか頑張ってほしい。※落ち着いたら興行日程をバラす事も考えて下さいね…

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