スポーツ報知 2016年11月1日6時0分
田中、KOで井上と並ぶ国内最速8戦2階級制覇だ
前WBO世界ミニマム級王者の田中恒成が31日、名古屋市内で、大みそかに同ライトフライ級王座決定戦を行うことを発表した。元世界2階級王者モイセス・フエンテスに勝てば、同スーパーフライ級王者の井上尚弥(大橋)と並んで、国内最速タイ8戦目での世界2階級制覇となる。当初は9月に計画していたが、田中が5月のノンタイトル戦で右拳を痛め、延期に。「今までの相手と比べるとレベルが一段上がる。KO勝ちできたら一皮むける」と2年連続の大みそか決戦へ意気込んだ。
出身地・岐阜での試合は初。会場は2004年に、元東洋太平洋スーパーフライ級王者で岐阜・中京高の恩師・石原英康監督と、ジムの先輩で元日本スーパーフェザー級王者の杉田竜平会長が世界王座獲得に失敗した鬼門だ。「三度目の正直ですね」と気合を入れた。
畑中会長は今後について、同階級のWBA王者・田口良一(ワタナベ)とIBF王者・八重樫東(大橋)との統一戦を熱望。来年にはWBA世界フライ級王者・井岡一翔(井岡)が持つ、世界最速18戦目での3階級制覇更新も狙う。「夢は5階級(制覇)」と、ぶ、ち上げた。
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