帝拳ジム海外ボクシング情報 2016.10.03
<現地時間10月1日>
4階級制覇を目論むウンベルト・ソトがメキシコのメキシコシティにて元WBCラテン・スーパーフェザー級王者のダニエル・ルイス(ともにメキシコ)と対戦、2回終了棄権TKO勝利をおさめています。10日前の試合発表時にはアルバロ・" TYSON "・ロブレス(メキシコ)と対戦するとアナウンスされていた一戦ですが(写真)、数日前に急遽ルイスに変更となったノンタイトル戦で勝利をおさめたWBCスーパーライト級14位のソトは66勝36KO9敗2分1ノーコンテストとし、A.オロスコ戦からの復帰を果たしています。手首を痛め続行不可としたルイスは34勝24KO10敗2分1ノーコンテストとしています。<現地時間30日>
メキシコ、メキシコシティにて元暫定世界王者が敗れる波乱が起きています。元WBOバンタム級暫定王者のアレハンドロ・エルナンデスがエマヌエル・ドミンゲス(ともにメキシコ)に4回KO負けを喫しています。19勝13KO5敗2分としたドミンゲスに対し、12年1月のL.サンタクルス戦以来のTKO負けを喫したタフガイ、エルナンデスは31勝16KO12敗2分としています。
フィリピンのバコールにてダブルOPBF東洋太平洋シルバー王座決定戦が行われています。フライ級決定戦では前正規王者のアルデン・ディアレがライアン・ルマカド(ともにフィリピン)と対戦しましたが4回負傷引分となっています。ディアレは31勝15KO10敗4分、ルマカドは11勝6KO2分としています。
またP.ゲバラ(メキシコ)との初回KO負けも記憶に新しいリチャード・クラベラスはライトフライ級決定戦に出場、ジェロニル・ボルレス(ともにフィリピン)に8回判定勝ちをおさめ同王座獲得を果たしています(2対0)。クラベラスは16勝13KO2敗2分、ボルレスは7勝5KO1敗1分です。
セルメニョ対ノップ戦アンダーカードにてWBAスーパーバンタム級10位のチャオ・シャオジュン(中国)がフィリピン・バンタム級8位のサウスポー、ロベルト・ウドハンに3回TKO勝利をおさめています。6月にN.セルメニョに敗れている26歳のチャオは復帰に成功し戦績を21勝10KO3敗としています。28歳のウドハンは23勝15KO2敗3分です。
またWBAインターナショナル・スーパーフェザー級王者のチャン・シュ(中国)がラミロ・ブランコ(ニカラグア)に12回判定勝利をおさめ王座防衛を果たしています(3対0)。WBA同級5位に付ける22歳のチャンは10勝2敗とし、20歳のブランコは14勝7KO1敗3分としています。
<現地時間27日>
元WBOフライ級王者で現在はWBC・FECOMBOXバンタム級王者のフリオ・セサール・ミランダがメキシコのモンテレイで防衛戦を行い、ヘスス・グアダルペ・ロメロ(ともにメキシコ)に9回TKO勝利、王座防衛に成功しています。36歳となっているミランダは40勝30KO12敗2分です。
" Premier Boxing Champions(PBC)" ラストファイトとなってしまうのでしょうか?米国のポホアキにて行われたウェルター級10回戦はブライアント・ペレージャ(米国)が北京五輪ライト級銅メダリストのヨルデニス・ウガス(キューバ)に手も足も出ずと言って良い4回TKO負け。完勝の30歳、ウガスは17勝8KO3敗とし、27歳のペレージャは14勝13KO1敗と初黒星を喫しています。
<現地時間26日>
フィリピンのイリガンにて元WBAライトフライ級暫定王者のランディ・ペタルコリンがドニー・マバオ(ともにフィリピン)と対戦し、判定勝利をおさめています(3対0)。「WBC王者のガニガン・ロペスかIBF王者の八重樫東と対戦したい。」と話した24歳のペタルコリンは4月にオーストラリアで喫した不運な判定負け以来の復帰を果たし、24勝18KO2敗1分としています。元フィリピン・フライ級王者のマバオは22勝4KO27敗3分です。
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