2016年9月28日水曜日

体重維持

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サンスポ 2016.9.28 05:02
尚弥、ロマゴン戦の勝利に飢える!体重57キロ維持へ/BOX
 プロボクシングのWBO世界Sフライ級王者の井上尚弥(23)=大橋=は27日、横浜市内の所属ジムで練習を再開。“ロマゴン”こと4階級制覇のローマン・ゴンサレス(29)=ニカラグア=との対戦に向けて準備を始めたことを明かした。来年末に計画される大一番を見据え、減量苦を回避するため、体重57キロに維持する調整を導入した。
 23歳の若き王者は目を輝かせた。この日から年末に予定されている4度目の防衛戦(相手は未定)に向けて、練習再開。井上は脳裏に焼き付いた風景を思い出すように熱い口調で話し始めた。
 「リングの雰囲気に鳥肌が立った。ロマゴンの努力で軽量級でも満員になっていたし、歓声もすごかった。このリングで自分も戦いたいと思った」
 来年末に計画される軽量級最強の男との大一番を見据えて、10日(日本時間11日)、米カリフォルニア州で行われたWBC世界
Sフライ級タイトルマッチを視察した。本場の雰囲気に圧倒されたが、それ以上に衝撃だったのはロマゴンの存在感だった。
 「絶対負けられないというロマゴンのハングリー精神はすごかった」
 生観戦でのインパクトが井上を動かした。“怪物対決”の実現は1年以上先だが、早くも準備に取りかかった。成長を続ける23歳にとって最大の敵は体重の増加。これまで試合後、体重を60キロ(Sフライ級のリミットは52・16キロ)までは戻していたが、「試合で減量苦になって力を見せられなかった。悔しい。今から準備しないと」。
 帰国後、食事量、質を徹底的に見直し、試合当日と同じ57キロ台を維持。「おなかがすくけど、そのうち慣れると思う」。井上流の“ハングリー精神”だ。
 V3戦から約3週間の休養をへて、ジムワークを再開。ミット打ちなどで久しぶりに汗を流し、「ベストコンディションを作る」。ビッグマッチへの準備はすでに始まっている。 
★次戦は
 井上の4度目の防衛戦は年末の予定。当初はWBA世界Sフライ級王者のルイス・コンセプシオン(パナマ)との2団体統一戦を陣営は目指していたが、交渉がまとまらず、相手は未定となっている。
井上 尚弥(いのうえ・なおや)
 1993(平成5)年4月10日生まれ、23歳。神奈川・座間市出身。小1でボクシングを始め、相模原青陵高で高校生初のアマチュア7冠を達成。2012年10月に大橋ジムからプロデビュー。13年8月に日本Lフライ級王座、同年12月に東洋太平洋同級王座を獲得。14年4月に日本史上最速(当時)の6戦目でWBC世界同級王者となった。同年12月にWBO世界Sフライ級王座につき2階級制覇。プロ戦績は11戦11勝(9KO)。右ボクサーファイター。1メートル63・7。
ローマン・ゴンサレス
 ニカラグア・マナグア出身で、“軽量級最強”の呼び声高いプロボクサー。29歳。アマ87戦87勝。2005年プロデビュー。08年9月、WBA世界ミニマム級王座を獲得。10年10月にWBA世界Lフライ級暫定王座決定戦に勝利し、2階級制覇を達成(のちに正規王者に)。14年9月にWBC世界フライ級王者・八重樫東(大橋)にTKO勝利で3階級制覇。今月10日にはWBC世界Sフライ級王者のカルロス・クアドラスを判定で破り、4階級制覇を達成した。プロ戦績は46戦46勝(38KO)。右ボクサーファイター。1メートル60。

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スポーツ報知 2016年9月28日6時0分
井上尚弥、打倒ロマゴンボディーへ!15か月間ずっと節制
 プロボクシングWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(23)=大橋=が“対ロマゴン仕様ボディー”でビッグマッチに備える。横浜市内のジムで27日、ジムワークを再開。来年末にも見込まれる軽量級最強のWBC同級王者ローマン・ゴンサレス(29)=ニカラグア=との一戦に向け、節制して体調を万全に整える考えを示した。弟の拓真(20)、12年ロンドン五輪バンタム級銅メダリストの清水聡(30)=ともに大橋=もジムワークを再開した。
 本場・米国のリングで“ロマゴン”の試合を目の当たりにした井上尚は、目を輝かせた。4日のV3戦後に渡米。ロマゴンがWBC世界スーパーフライ級王座を獲得し、4階級制覇を達成した試合を視察した。「リングの雰囲気に鳥肌が立った。軽量級でも結果を出せば米国のリングでも歓声が起きて満員になる。ああいう試合をやっていきたい」と力を込めた。
 軽量級最強のロマゴンとのビッグマッチは、来年末の開催が見込まれている。井上尚は「いつでも(試合が)できるように、かなり節制している。減量苦になって大一番で実力を出せないのは嫌なので」と、V3戦後から体重管理を徹底していることを明かした。
 陣営は近い将来、1階級上げてバンタム級(53・5キロ以下)に転向する計画を持っている。ただ、ロマゴンとの対戦に備え、来年まではスーパーフライ級(52・1キロ以下)にとどまる考えだ。そこで、夕食の量を減らし、外食も控えめにするなどして対応。これまで試合後は60キロ前後まで増えていたが、最近はリミットから5キロ増以内に抑えているという。井上尚は「(ロマゴン戦の)試合を見てハングリー精神をすごく感じた。私生活でもハングリーにいこうと思う」と刺激を受けたようだ。
 V3戦前に痛めた腰の状態も順調に回復。陣営は年末にV4戦を計画し、WBA同級王者コンセプシオン(パナマ)との統一戦をにらんでいたが、相手が11月下旬に防衛戦を行うことになり、消滅した。大橋秀行会長(51)によると「(ランキング)上位の選手に声をかけているが、軒並み断られている」状態だという。それでも、井上尚は「ここ数戦、納得していない試合が続いている。納得できる勝ち方ができるようにやっていきたい」と動じる気配はない。最強の相手、ロマゴンとの大一番を見据えて心身を鍛え上げていく。

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