2015年10月21日水曜日

泥くさい、熱い試合、「激闘王」原点に返って

http://www.sponichi.co.jp/battle/news/2015/10/21/kiji/K20151021011356720.html
スポニチ 2015年10月21日 05:30
八重樫 W世界戦で3階級制覇へ再挑戦「泥くさく、熱い試合を」
IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦  王者ハビエル・メンドーサ―同級13位・八重樫東 (12月29日  有明コロシアム)
 3階級制覇再挑戦が決まった八重樫は「こんなに早く世界戦ができると思っていなかった。必ず勝って3階級制覇したい」と意気込みを語った。
 ミニマム、フライに続くライトフライ級王座獲得を目指して、昨年末にWBC王座決定戦に臨んだが、ペドロ・ゲバラ(メキシコ)のボディーブローに沈み、屈辱的な7回KO負け。一度は引退も考えた。
 それでも再起して2連勝。当初は階級を上げることも検討したが「失敗した階級でチャレンジしたい。僕のわがままを聞いてもらった」とライトフライ級にとどまり、IBF王者のメンドーサへの挑戦のチャンスが巡ってきた。「技術的に凄いことは井上尚弥に任せて、自分は泥くさい、熱い試合をする。勝つことに重きを置きたい」。「激闘王」は原点に返って、亀田興毅、井岡一翔に続く日本人3人目の3階級制覇を目指す。

http://www.hochi.co.jp/sports/boxing/20151020-OHT1T50214.html
スポーツ報知 2015年10月21日6時0分
井上尚弥、最強挑戦者倒して米進出!ロマゴンと“怪物対決”も
◆プロボクシング WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦 同級王者、前WBC世界ライトフライ級王者・井上尚弥―同級1位・ワルリト・パレナス(12月29日、東京・有明コロシアム)
 WBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥が、“米国進出前哨戦”で健在ぶりを示す。12月29日に東京・有明コロシアムで同級1位の指名挑戦者ワルリト・パレナスと初防衛戦を行うことが20日、都内の会見で発表された。米国のプロモーターから出場オファーが届いており、1年ぶりの実戦で世界戦4連続KOを狙う。元世界2階級王者の八重樫東は、IBF世界ライトフライ級王者ハビエル・メンドサと対戦し、3階級制覇に再挑戦する。
 丸1年のブランク明けの日本の若きサムライ・井上が、ようやく初防衛戦に臨む。昨年12月30日に衝撃の2回KOで2階級制覇に成功したナルバエス(アルゼンチン)戦以来の出番に、「あれは反省点が見つからない100点の試合。去年のようにインパクトを残す試合をしたい」と語った。
 フライ、スーパーフライ級で通算27度防衛を誇った名手ナルバエスをいとも簡単に攻略した。右拳を痛め、実戦から遠ざかる代償もあったが、米国に「イノウエ」の名前をとどろかせた。米大手プロモート会社「トップランク」が井上に関心を寄せ、所属ジムの大橋秀行会長(50)も「最近、正式に出場要請があった」と明かした。
 同社は日本時間18日にニューヨークで3度目の防衛に成功したWBC世界フライ級王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)の試合を主催。“ロマゴン”は44戦全勝(38KO)の猛者で、昨年9月に井上の同門の八重樫から王座を奪った。将来的な「ロマゴンVS井上」を見込んで、まずロマゴンのアンダーカードで出場し、井上を米国デビューさせたい意向だという。
 日本時間17日にシカゴで河野公平対亀田興毅の世界戦が行われた。河野がダウンを奪いながらも判定決着。井上は「米国でやっていくには判定では人気が出ない。KOをしないと」と暗に指摘し“軽量級の真打ちは俺だ”と言わんばかりだった。
 復帰戦でいきなり世界ランク1位の指名挑戦者を迎えるが、「1%の不安と99%の楽しみです」と不敵な笑み。今月中旬には神奈川・箱根町で走り込み合宿を行い、2キロ分の重りを持ち、8キロの上り坂を何度も走破した。井上が神がかり的なパンチで年の瀬を再び熱くする。

http://www.daily.co.jp/ring/2015/10/21/0008499285.shtml
デイリー 2015年10月21日
八重樫2度目3階級制覇挑戦
 「ボクシング・IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ」(12月29日、有明コロシアム)
 八重樫東(大橋)が3階級制覇をかけてIBFライトフライ級王者メンドーサに挑戦する。昨年12月30日のWBC同級王座決定戦で、ペドロ・ゲバラ(メキシコ)に7回KO負けした。1年ぶり2度目の3階級制覇挑戦だ。
 八重樫は「僕のわがままでライトフライ級、一度失敗した階級でチャレンジさせてもらえることになりました」と大橋会長をはじめスタッフに感謝した。
 メンドーサはメキシカンらしく好戦的なサウスポー。「気持ちのぶつかり合いで僕の色を出す」という八重樫に、大橋会長は「ロマゴンに比べれば怖くない。勝てば4階級の夢も出てくる」と背中を押した。




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