http://boxingnews.jp/news/31126/
ボクシングニュース 2015年10月20日火曜日
八重樫東は3階級に再挑戦、12.29井上とW世界戦
前WBC世界フライ級チャンピオンの八重樫(32歳=大橋)が同門の井上尚弥と同じリングで再び3階級制覇に挑む。記者会見で八重樫は「こんなに早く世界戦ができるとは思いませんでした」と試合を組んでくれた大橋会長ら関係者に感謝。「3階級(制覇)は自分の中ではできすぎた記録ですが、L・フライ級でやり残したものがあるので」とこの階級での王座獲得にこだわりをみせた。
抱負を聞かれると、「結果がすべて。相手も好戦的なサウスポーなので泥臭い試合になると思うが、気持ちが折れないようがんばります」と語った。八重樫は22勝12KO5敗。昨年9月、ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)にWBCフライ級タイトルを奪われ、12月にクラスを下げてペドロ・ゲバラ(メキシコ)とWBC世界L・フライ級王座決定戦を争ったが7回KO負けに終わった。
メンドサ(24歳)はこれまで24勝19KO2敗1分。昨年9月に同胞のラモン・ガルシア・イラレスとの王座決定戦を制してタイトルを獲得し、今年5月にはミラン・メリンド(比国)を6回負傷判定で下して初防衛に成功した。
この日の同じリングで、尚弥の弟で東洋太平洋S・フライ級の新王者井上拓真も登場する。ベルトを懸けて1位レネ・ダッケル(比国)相手に初防衛戦(指名戦)を予定。「(挑戦者が)大振りでくるので、しっかりよけて自分の距離で戦いたい」。大橋会長も「勝てば来年は世界挑戦のチャンスを作る」とハッパをかけている。
試合の模様は当日フジテレビが放送。チケットは22日に大橋ジムが先行販売開始。詳しくは大橋ジムオフィシャルチケットサイトで。
http://boxingnews.jp/news/31120/
ボクシングニュース 2015年10月20日火曜日
井上尚弥暮れの防衛戦発表 来年は米国進出へ
井上&八重樫の大橋ジム主力が出場する年末のダブル世界タイトル戦が正式決定し、20日都内で催された記者会見で発表された。12月29日、会場は東京・有明コロシアムで、WBO世界S・フライ級チャンピオンの井上尚弥は、1位ワルリト・パレナス(比国)を相手に同王座の初防衛戦。2階級世界王座獲得の八重樫東は3階級制覇を狙ってIBF世界L・フライ級チャンピオンのハビエル・メンドサ(メキシコ)に挑む。
井上は昨年暮れに名王者オマール・ナルバエス(アルゼンチン)を2回で倒す“衝撃戴冠”以来1年ぶりのリング。この試合で右こぶしを痛め長期ブランクをつくったが、「9月からMAXで打てるようになりました」と、不安を打ち消した。その上で、「前の試合は反省点がみつからないほど内容的に出来すぎでした。今回もインパクトのある勝利で再起戦を飾りたい」と決意表明した。
これまで8勝7KO無敗の井上(22歳)に対して、パレナス(32歳)は24勝21KO6敗。かつてウォーズ勝又のリング名を用いて日本で7戦6勝1敗。勝ちは全てKOによるものだ。「一発で倒す力があるので、そこは注意したい」と井上も警戒する。
席上大橋秀行会長は井上に対し米国から試合要請がきていることを明らかにした上で、「パレナスに勝って、来年は米国に進出します」と明言した。ひと足先に米国進出を果たしているローマン・ゴンサレス(WBC世界フライ級王者)と同じリングでの試合でまず顔を売り、時期をみてロマゴンと直接対決も視野に入れている。これはあくまで現在フライ級王者ロマゴンが階級を上げてくれることを期待しての計画という。
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