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in44y 2015/10/23 Category boxing-news
リゾ氏、最強王者ロマゴン、レベコとの試合に言及
国際的なマッチメーカーで知られるリカルド・リゾ氏は、WBC世界フライ級王者・ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)の次戦の対戦相手に、ファン・カルロス・レベコ(アルゼンチン)を候補に上げた。過去にローマン・ゴンサレス、ファン・カルロス・レベコの交渉が有ったが、実現には至らなかった。
リカルド・リゾ氏「”チョコラティート”は、センセーショナルなファイターだ。コンビネーションをハードなパンチで打てるし、ディフェンスも良い。彼はコンプリート・ファイターだよ、その証明にHBOで試合をしている。ローマンは、売り出し中のファイター。次戦は、最も報酬が得られる試合を陣営はみているだろうね
ローマンは、ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)との再戦の準備に向け、ファン・カルロス・レベコのような対戦相手と試合をしなければならないよ。ローマンは、対戦相手を選択することが可能だけど、彼のプロモーターである帝拳プロモーション 本田氏によって決まるだろうね。ローマンは、パウンド・フォー・パウンド No1、その地位を維持し証明しなければならない」とレベコとの試合について言及した。
ゴンサレスのコーチを務めるアルヌルフォ・オバンド氏は、2016年に2試合か3試合を予定しており、フライ級での試合を予定。ファン・フランシスコ・エストラーダとの再戦を望んでいると述べている。
ゴンサレスは残り2試合、HBO(米・ボクシング中継局)との契約が残っており、HBOは軽量級でのスーパーファイトを目論んでいる。WBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥をプロモートする大橋会長は、2016年に井上尚弥の米国デビューを明言。トップランク(米・大手ボクシングプロモーター)から、試合のオファーがあることを明かしている。
フライ級は、ゴンサレスを含めリゾ氏があげたレベコ、エストラーダとタレントが多い。WBO世界ライトフライ級王者・ドニー・ニエテス(フィリピン)もゴンサレスへの挑戦に意欲を示しており、覇権争いが過熱してきている。
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in44y 2015/10/20 Category boxing-news
井上尚弥、次戦が決定2016年ロマゴン戦へ繋げられるか!
約1年ぶりに”Monster”WBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(大橋)がリングに戻ってくることが正式に決定した。20日、大橋ジムは都内のホテルで記者会見を開き、WBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(大橋)が2015年12月29日、東京・有明コロシアムで同級1位のワリート・パレナス(フィリピン)を相手に初防衛戦を行うことを発表した。
記者会見では、井上尚弥の防衛戦の他、八重樫東がIBF世界ライトフライ級王者・ハビエル・メンドサ(メキシコ)を相手に3階級制覇に挑む。アンダーカードでは、OPBF東洋太平洋スーパーフライ級王者・井上拓真が、同級1位のレネ・ダッケル(フィリピン)を相手に初防衛戦を行うことが決まっている。
記者会見上で井上尚弥は、「ここまで試合間隔が空くのは初めてだが、1%の不安と99%の楽しみだ」と自信を覗かせた。井上尚弥は、2014年末オマール・ナルバエス戦で右拳を負傷し長期離脱を余儀なくされていた。
ロマゴンとの一戦は
米・メディアでも注目されるWBC世界フライ級王者ローマン・ゴンサレス、井上尚弥のスーパーマッチは、井上が12月に復帰戦を行うことから、もし実現するとすれば2016年以降となりそうだ。
ローマン・ゴンサレスと契約している米・ボクシング中継局大手HBOは、井上尚弥とのスーパーファイトを2016年に計画。しかし、ローマン・ゴンサレスは、米・西海岸、東海岸で試合をし、知名度・人気が共にあるが、井上尚弥の米国における一般層への浸透は低く、ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)のセミ・ファイナルのカードでもマッチメイクが難しいのが現状だろう。
井上の米国デビューが実現するのか
噂だが、HBOは、ゴンサレス、井上尚弥のスーパーマッチを実現すべく、2016年に井上尚弥の米国デビューを目論んでいるという。対戦相手には、前回試合をしたオマール・ナルバエス(アルゼンチン)が浮上しているが真相は定かではない。しかし、井上尚弥が日本で防衛戦を重ねても、米国での実績が無い井上尚弥が、米国でローマン・ゴンサレスとの試合が実現する可能性は限りなく低いのは事実だろう。
PFPキングの称号を手にした”チョコラティート”、ブライアン・ビロリアを粉砕した最強王者は未だにハングリーだ。次戦はエストラーダとのリマッチを望んでいるという。ゴンサレスの組み立てるボクシングは「究極」の形と言っても過言ではない。決して破綻することはないディフェンスに加え、ポジショニング、体位を入れ替えての上下のパワーパンチの内分け、インサイド、アウトサイドから飛んで来るパンチは驚異的でありディフェンスの役割も果たす。
ゴンサレスとの試合は、井上尚弥としてもリスクが高い。必ずしもファンが望む試合が実現するとは限らないが、両雄の対戦を望んでいるのは日本、米国だけでなく世界的にも求められている試合であることは事実だ。
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in44y 2015/10/20 Category boxing-news
ロマゴン、次戦はエストラーダとの再戦を望む
2015年10月17日、この日、ニューヨーク、マンハッタンにあるマディソン・スクウェア・ガーデン(MSG)は、20,584の大観客を動員。PFPキング”チョコラティート”の愛称で知られるWBC世界フライ級王者・ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)は、9回TKOで”ハワイアン・パンチ”ブライアン・ビロリア(米)を粉砕し3度目の防衛に成功した。
「ビロリアと共に、偉大なファイター達と同じように、最高のパフォーマンスを見せる。」試合前にローマン・ゴンサレスが語ったとおり、勝利したゴンサレスは勿論、ビロリアも最後まで諦めずに勇敢に攻め素晴らしいファイトだった。
フライ級の実力者であるブライアン・ビロリアは試合前、最高のコンディションでローマン・ゴンサレスに挑むと言ったとおり、この日のビロリアは過去最高のコンディションに見えた。序盤は持ち前のスピード、パワーを駆使しゴンサレスのプレッシャーに対抗すべき攻勢に転じるが、ゴンサレスの攻撃・防御はそれを遥かに凌ぐものだった。
驚異的なパワーパンチ
この日も、ゴンサレスはディフェンス面で大きく破綻することは無く、パーリン、スウェー、ダッキング、ブロッキングを巧み使った。攻撃面では、体位の入れ替え時のボディ・アッパー、右のダブルは芸術的。ゴンサレスのアウトサイド、インサイドから攻め上げる的確なパワーパンチの連続攻撃は脅威、最高のコンディションを用意したビロリアにしても為す術が無かったと言える。
ブライアン・ビロリアは試合後に「ローマンは、驚異的なファイターだった。私は、ローマンをリスペクトしているよ。この戦いに備えてローマンとは異なるファイターとスパーリングをし準備をしたけど、ローマンのディフェンス、スピードには驚いたよ。試合はストップされたけど、まだ続けることが出来たと感じている。もし、彼と再び試合をする機会があれば私はゴンサレスとの試合を受けるよ。ローマンとの試合から多くを学んだ。次戦でこの学んだことを活かすよ」と語っている。
ゴンサレスは次戦に、WBAスーパー・WBO世界フライ級王者・ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)とのリマッチを望んでいるという。次戦は全く不明だが、エストラーダとのリマッチにHBOが興味を示していることは言うまでもない。WBO世界ライトフライ級王者・ドニー・ニエテス(フィリピン)がゴンサレスとの試合を望んでいるとの声もあり、今後もフライ級最強王者の話題は尽きなそうだ。
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