
今回の講演会は黒沢尻東小学校の父母と先生の会が「家庭教育講演会」として開催されたもので4年生から6年生の児童とその保護者、地域住民など、およそ700人が参加しました。
参加者の拍手に迎えられて入場した八重樫東選手は「我、弱き者ゆえに 弱者による勝利のマネジメント術」と題して講演しました。
- 「先週の8月20日に、後楽園ホールで試合がありました。その時に東小学校のみんなから寄せ書きを、大きな旗に頂いて、それが僕にとって大きなパワーになりました。ほんとうにみなさんありがとうございました。」
八重樫選手は小学生のときに取り組んでいた野球での話として、体は小さくても、負けず嫌いだったということで、あいつにだけは負けたくないという思いで、練習を人より多く、一生懸命行っていたことを紹介しました。その結果レギュラーとしてポジションをもらい、それが自信へと繋がり、小さな成功体験が積み重なって、いまの自分があると話しました。
- 「監督が言うには、僕には気持ちがあるから、負けず嫌いの気持ちがあるから、僕をキャッチャーとして使ってくれました。僕は凄く嬉しかったです。そのときに身体が小さい人間でも、一生懸命々、努力すれば、人に認められるとか、ポジションをもらえたりとか、そういう新しい自分を見つけられます。僕はスポーツを通して、小さいときから少しづつ、小さい成功体験を重ねてきたので、いまだにスポーツを仕事として続けてこられたのだと思います。」
また、なりたい自分になるために、大事なこととして努力、辛抱、感謝
と話し、昨年末の試合までは、絶対試合に勝つんだと、ただ歯をくいしばって練習しても、何も身についていなかった。今は初心に帰ってボクシングを楽しんで練習を行うようになり、所属するジムの大橋会長からは、その変化を評価してもらっている。みなさんも努力することに夢中をプラスして、何事にも取り組んで欲しいとメッセージを送っていました。そして私の誇れることは、「世界チャンピオンになったことではなく、何度負けても立ち上がって、戦ってきた」という大橋会長の言葉が、今の自分の支えになっている。と話、挑み続ける事の大切さを、子供たちに伝えました。
-「うちの会長が言った言葉が「私の誇れることは、「世界チャンピオンになったことではなく、何度負けても立ち上がって、戦ってきたことです」と言ってました。僕はこの言葉を聞いて、この会長についてきて良かったなと思いました。まさに、僕はいま、5回負けていますが、今の自分に、凄く重なっていて、その会長の言葉が、今の僕の支えになっているのかもしれません。自分に置き換えてみて、何回負けても、打ちのめされても、大事なのは、もう一度立ち上がって、戦い続ける、やり続けること。それも覚えておいて欲しいと思います。」
児童数人のインタビュー・・・
講演会では、最後に、参加した児童全員と八重樫選手が記念写真を撮影するなど、交流を深め、子供たちは、八重樫選手が再び世界チャンピオンになることを願っていました。
(ケーブルニュースの音声を起こしてみました)
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