岩手日日 (09/06)
「八重樫よく戦った」 WBCフライ級 ファン健闘ねぎらう
北上市出身で世界ボクシング評議会(WBC)フライ級王者の八重樫東選手(31)=大橋ジム=は5日夜、挑戦者で同級1位のローマン・ゴンサレス選手(27)=ニカラグア=と東京・代々木第2体育館でタイトルマッチを行い、9回TKO負けを喫し4度目の防衛はならなかった。会場には地元北上からの後援会約100人をはじめ、東京、横浜などのファンが詰め掛け、地鳴りのような「八重樫コール」を送った。敗れた八重樫選手がリング上で「応援してくれた皆さんの力で戦ったが、(ゴンサレスは)やっぱり強かった」と肩を落とすと、「いい試合だったぞ」「よく戦った」の言葉と共に、万雷の拍手が湧き起こった。
ゴンサレス選手は世界ボクシング協会(WBA)ミニマム級、同ライトフライ級に続いて3階級を制し、〝軽量級最強〟との呼び声も高いハードパンチャーだった。
八重樫選手の父昌孝さん(66)は「これだけの会場をつくれただけでも大したもの。勝ち負けではなく、自分の戦いをし、力を出し切ってくれたのがうれしい」と息子の戦いぶりをたたえた。
県立黒沢尻工業高校ボクシング部顧問で、八重樫選手を指導した経験を持つ辰柳祐司教諭(52)は「高校の頃から打たれると頭に血が上る癖があったが、打たれたら打ち返すという八重樫らしい戦いをした」とまな弟子をねぎらった。
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