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日刊スポーツ 2019年12月22日15時43分
八重樫東が計量パス、復帰の英雄ロマゴンから激励も
ボクシング・トリプル世界戦の前日計量が22日に都内で行われた。23日に横浜アリーナで、元世界3階級制覇王者八重樫東(36=大橋)は、IBF世界フライ級王者モルティ・ムザラネ(37=南ア)に挑戦する。ともにリミットの50・8キロでクリア。フェイスオフではにらみ合ったが、最後に握手を交わして友好ムードだった。
2年7カ月ぶりの世界戦で第一関門を突破にも、その後は表情を緩めることはなかった。「ここからの時間の流れは速い。リカバリーは大事。やることをしっかりやりたい」と口元を引き締めた。
「きっちり戻したい」と、当日計量の上限4・5キロまで戻す作業がある。この日泊まるホテルに向かったが、まずは持参した山芋、大根おろしにおかゆを食べる。夜はうなぎが恒例で体力回復に努める。
前座ではロマゴンことローマン・ゴンサレス(32=ニカラグア)が、1年3カ月ぶりに復帰する。八重樫が前回のWBC同級王者時代の14年に、V4戦で初めてTKO負けした相手。「八重樫とはいい時間共有した仲。再会できてうれしい。勝つと思うし、応援している」。4階級制覇の英雄から、八重樫に何よりのエールとなった。
八重樫の挑戦を受けるムザラネは「コンディションはとてもいい。パーフェクト。何の不安もない」と自信を見せた。
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