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人生マイペンライ 2019-03-31 11:06:18
観戦記1693 4階級制覇に向けて! 八重樫東vs向井寛史
《本日のTV観賞》
昨年末に電撃復帰し、4階級制覇を狙ってマカオでドニー・ニエテスとWBOスーパーフライ級王座決定戦に挑んだ井岡一翔選手 『観戦記1646』 日本でのライセンスは返上していたのでマカオで王座決定戦だった。
大晦日にTBSがついていたとはいえ、興行的には厳しかったのもあり連続で世界戦とはいかず・・・・なんと!埼玉県越谷にあるReason大貫ジムの所属になり、6月にも日本で再度4階級制覇を狙ってWBOスーパーフライ級王座決定戦とか!?
そして井岡選手とミニマム級王者時に王座統一戦をした 『観戦記210』 元3階級制覇の八重樫東選手も、同じく年内にスーパーフライ級での4階級制覇を狙っている!
横浜市に在住し、横浜駅に近い「大橋ジム」の八重樫選手だが地元は青森県北上市。高校時代にインターハイにモスキート級で全国大会優勝~拓殖大学時代には国体で優勝~2005年3月に大橋ジムからデビューし1RでKO勝ち。4連勝後、5戦目でウィラサック・チューワッタナと東洋太平洋ミニマム級王座決定戦を5RにKOし栄冠~1度防衛後に当時の日本最速世界王座を目指して、7戦目でイーグル京和のWBCミニマム級王座に挑戦するも偶然のバッティングから顎を2ヶ所骨折するなどあり判定負けで師匠の大橋会長、大橋会長の師匠の米倉会長からの7戦目での世界王座奪取の悲願ならず。
再起後は連勝するも、日本ミニマム級挑戦権獲得トーナメントの準決勝で辻昌建選手に判定負け~しかし、2009年6月に堀川謙一選手との日本ミニマム級王座決定戦を判定勝ちし王座獲得~3度防衛後に、WBAミニマム級王者のポンサワン・ポー・プラムックに挑戦し10RにTKO勝利で王座栄冠 『観戦記1』 初防衛戦はあの井岡一翔選手とのWBA&WBCミニマム級統一戦 『観戦記210』 判定負け。再起戦は、ほぼフライ級(50.8kg)の50kg契約でセンムアンルーイ・ゴーキャットジムを9RにKO勝ち。そして、2013年4月(生観戦しました!) WBCバンタム級王座戦 山中慎介vsマルコム・ツニャカオ 『観戦記447』 WBCスパーフェザー級王座戦 ガマリエル・ディアスvs三浦隆司 と同日に、WBCフライ級王者の五十嵐俊幸選手に挑戦し判定勝ちで飛び級で2階級制覇。初防衛戦は、8位のオスカル・ブランケットに判定勝ち。2度目の防衛戦は、1位の元WBCライトフライ級王者のエドガル・ソーサに判勝ち。3度目の防衛戦は、8位のオディロン・サレタを9RにTKO 『観戦記749』 そして、4度目の防衛戦は大感動のローマン・ゴンザレスとの激闘も9RにTKO負けで王座陥落。
再起戦は1階級落として井上尚弥選手が返上したWBCライトフライ級王座の決定戦を、1位のペドロ・ゲバラと争うも7RにボディーでKO負け。2連敗となり、引退も考えたそうですがソンセーンレック・ポスワンジム 『観戦記999』 サイド・サイドにKO勝ちし、2015年12月に IBFライトフライ級王者のハビエル・メンドサに挑戦し判定勝ちで3階級制覇 『観戦記1039』 2016年5月の初防衛戦は、IBF11位のマルティン・テクアペトラの手数にポイントを持っていかれ2-1の薄氷防衛 『観戦記1122』 肩の怪我もあり暫定王者決定戦が行われ、フィリピンのミラン・メリンドが王者につく~そして、2度目の防衛戦は2年前に井上選手に負けた後は、14戦14勝7KOでPABAパンアジアミニマム級王座も獲得しているサマートレック・ゴーキャットジムを12RにTKO勝ち 『観戦記1254』
そして3度目の防衛戦には暫定王者のミラン・メリンドを迎えわずか1RにTKO負けで王座を失う 『観戦記1313』
10ヶ月ぶりの再起戦はスーパーフライ級に上げて、インドネシアのフライ級王者らしい34歳のフランス・ダムール・パルーを2RにKO勝ち 『観戦記1523』
そして、本格的にスーパーフライ級での1戦で対戦するのは!WBOアジア太平洋スーパーフライ級王者の向井寛史選手。
向井選手は南京都高校ボクシング部でボクシングを始め、後のWBAミドル級王者になる村田諒太選手が主将で向井選手が副将。日本大学では全日本選手権3位、国体で準優勝するなどアマでは51勝26敗~2009年8月に六島ジムからデビューして、上村徹選手に判定勝ち~2戦目も判定勝ちし、3戦目の2010年5月には東洋太平洋フライ級1位の金鎮萬に判定勝ち~5戦目にも、後のWBCフライ級王者になるソニー・ボーイ・ハロに判定勝ちし5連勝。しかし、2011年8月に東洋太平洋フライ級王者のロッキー・フエンテスに挑戦するも判定負け 『観戦記26』 しかし、12月にタイでWBCフライ級王者のポンサクレック・ウォンジョンカムの王座に挑戦して当時の日本人最速世界王座タイ記録に挑んだが、1Rの47秒で負傷ドロー~2012年にタイ人相手に3連勝するも、2013年4月に後に井上拓真選手と東洋太平洋フライ級王座決定戦で闘う 『観戦記942』 当時、WBOスーパーフライ級2位のマーク・アンソニー・ヘラルドに2RでKOされ初黒星~それでも8月に東洋太平洋スーパーフライ級4位のイ・ボンヨンに判定勝ちして、11月にタイでWBCスーパーフライ級王者のシーサケット・ソー・ルンヴィサイに挑戦するも9RにTKO負け~2014年3月に李明浩選手とは引き分けも、8月に日本人キラーのマーク・ジョン・ヤップには判定勝ち~2015年9月、大森勝平選手の日本バンタム級王座戦に挑戦するも6RにTKO負け~1勝1分後の2016年11月に、インタノン・シッチャムアンとWBOアジア太平洋スーパーフライ級王座決定戦を2RにTKO勝ちし王座栄冠~2017年3月に香港で、WBOインターナショナルスーパーフライ級王者のレックス・ツォーと統一戦をするが8RにKO負けで王座陥落~7月の再起戦を5RにKO勝ちし、12月にはインタノン・シッチャムアンとWBOアジア太平洋スーパーフライ級王座決定戦で再戦し1RにTKO勝ちし王座を栄冠してWBO15位にもランクイン
向井選手の師匠の武市コーチは八重樫選手と日本王座争い、ダウンを奪うも判定負けし引退。向井選手も 『進退を考えないといけない年齢。ボクシング人生の集大成として勝ちたい』 と話すサウスポー!八重樫選手は、アマ時代にはサウスポーの後のWBCフライ級王者になる五十嵐俊幸さんに4戦全敗もプロでは完勝して世界王座を奪っている。35才になった八重樫選手も、常に負けたら引退の覚悟をもって対戦!
2018年8月17日 4階級制覇に向けて! 八重樫東vs向井寛史
八重樫東 26勝14KO6敗 元3階級制覇王者
向井寛史 16勝6KO5敗3分 WBO15位
1R、サウスポーの向井選手対し、八重樫選手は右に廻りながら右から入っていく!向井選手はジャブで距離を取る
2R、さらに詰めていく八重樫選手に、向井選手はジャブ~ストレートで突き離そうとするが八重樫選手は低く左フックで入っていく!
3R、向井選手は距離をとれない~八重樫選手が体をつけながら打つ~右!連打!
4R、しつこく潜る八重樫選手に、向井選手はクリンチしか対応できなくなる~八重樫選手は右ボディーをみぞおちに、左ボディーをレバーへ!
下がる向井選手に八重樫選手が右!効いた!
5R、いきなり八重樫選手がロープに詰める~向井選手は廻りながら距離をつくり打ち返す!
6R、ラウンド開始直後は八重樫選手がロープに詰めるが、向井選手の左が度々ヒット!
向井選手がラッシュ!八重樫選手は必死に廻るが打たれる
しかし、八重樫選手の右カウンター!連打!向井選手は崩れるが、レフリーの判定はスリップ
7R、八重樫が仕掛けて右!向井選手下がる!
八重樫選手がラッシュも、向井選手も打ち返す!しかし八重樫選手の左アッパー!
効いている向井選手に八重樫選手の右!下がった向井に八重樫選手が詰める
廻りながら打ち返す向井選手に八重樫選手が右!右!
今度こそ八重樫選手極めるか!?連打!しかし向井選手も左!
それでも八重樫選手は止まらない!右!右!レフリーが止めに入ろうとする素振りをするが、向井選手はクリンチから押し戻す
しかし!八重樫選手は向井選手を引き剥がし右!
向井選手はフラフラ下がる~八重樫選手の右でレフリーが止めに入る!
見事に八重樫選手が7RにTKO勝ちして再起2戦目を飾る!八重樫選手は4階級制覇に対し 『したいけれどなかなかハードルは高いと思っているので、今日のような内容だとまだもうひとつ足りないと思います。みんな強いので。でも、いいタイミングでやれたらいいなと思います。もう少しだけボクシングしたいので、これからも応援よろしくお願いします』 と話し、4月8日にタイのサハパップ・ブノップと対戦。
スーパーフライで井岡選手と再戦か!?
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