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デイリースポーツ 2018.03.26.
八重樫東、4階級制覇へ2回TKO勝利で再起 Sフライ級は「ちょっと小さい」
「ボクシング・10回戦」(26日、後楽園ホール)
元世界3階級制覇王者で昨年5月にIBF世界ライトフライ級王座から陥落した八重樫東(35)=大橋=が2階級上げて10カ月ぶりの再起戦に臨み、フランフ・ダムール・バルー(インドネシア)を2回TKOで破った。
1回は硬さが見られたものの、ボディー中心の攻撃で優位に試合を展開。2回に入ると圧倒し、連打で2度のダウンを奪い、最後は左ボディーで3度目のダウンを奪って仕留めた。
完勝だったが、リング上のインタビューでは「すみません、やりたいことも練習でやったことも出ずにこういった結果になったんですけど、硬かったですね」とファンに謝罪。だが、再起を果たしたことには「こうやって戻って来れて、すごく楽しいところだなと思いましたし、リングはいいところですね」と充実感を口にした。
控室でも「ダメでしょう。思ったように動けなかった自分に情けなさを感じた。自分に対して期待感もあったんですけど」など表情はさえず。「10カ月も開けてもらって、いろんなことを勉強したり試したりして、前に進んでいるような気持ちでいたんですけど、こういった内容だと進んでいるかどうか分からなくなる。ここがゴールではないので、今やっていることを継続していくのも大事なことなんだと分かりました」と反省の弁を並べた。
ジムの大橋秀行会長は1回KO負けからの再起を乗り切ったことで、「よかったんじゃないですか。1ラウンドKO負けした次の試合の1ラウンドって怖い。思った通り固くて、一瞬心配しましたね」と一定の評価。それでも、スーパーフライ級での戦いを「ちょっと小さいかな。そこは本人と相談して」と厳しめの見方を示し、世界挑戦も「(時間がかかる?)そうだね」と話した。
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