2015年11月16日月曜日

あと43日、熱い試合

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ボクシングニュース  2015年11月16日月曜日
井上尚弥&八重樫東ダブル世界戦、チケット発売中!!
 WBO世界S・フライ級チャンピオンの井上尚弥と元2階級制覇チャンピオンの八重樫東が競演するダブル世界タイトルマッチ(12月29日・有明コロシアム)の観戦チケットが、両選手の所属する大橋ジムの公式チケットサイトで発売されています(記事上バナーをクリックすると購入ページに移動します)。

 名王者オマール・ナルバエス(アルゼンチン)を4回TKOで下し、2階級制覇を達成した試合からはや1年。右拳のけがでブランクを作っていた井上がいよいよ帰ってきます。ナルバエス戦の勝利が世界に衝撃を与え、海外メディアもパウンド・フォー・パウンド最強との呼び声も高いローマン・ゴンサレス(ニカラグア)とのビッグマッチ実現に熱い視線を注いでいます。来年にも世界に羽ばたく井上が、挑戦者ワルリト・パレナス(フィリピン)を迎えてどんな試合を見せてくれるのか。注目の一戦です。

 熱い試合でファンの心をつかんでやまない八重樫は、3階級制覇をかけてIBF世界L・フライ級王者ハビエル・メンドサ(メキシコ)に挑みます。昨年の暮れはWBC同級王者ペドロ・ゲバラ(メキシコ)と王座決定戦を争い、まさかのTKO負けを喫しました。前回はいきなり階級を下げてのチャレンジでしたが、今回は自ら志願してのL・フライ級挑戦です。準備は万端。こちらも井上に負けず劣らず興味の尽きない一戦と言えるでしょう。

さらに今年の有明は豪華カードが目白押しです。大橋ジムの誇る強力世界ランカー陣がズラリと顔をそろえました。尚弥の弟、OPBF・S・フライ級王者の井上拓真が指名挑戦者レネ・ダッケル(フィリピン)を迎えて同王座の初防衛戦に挑みます。プロ5戦目でOPBFタイトルを獲得し、WBA世界L・フライ級2位など4団体で世界ランク入りしている拓真は、来年こそいよいよ世界に打って出ることでしょう。これが世界前哨戦になる!?

 日本タイトルマッチもファン垂涎のカードです。日本フェザー級王者の細野悟が迎えるのは、何と元WBA世界S・バンタム級王者の下田昭文(帝拳)。元世界王者が日本タイトルに挑戦するのですからビックリですが、フェザー級で2階級制覇を狙う下田にしてみると、細野の持つ世界ランキングは十分に魅力的です。一方の細野も4度目の世界挑戦を実現させるために、下田戦は避けて通れない運命だと言えるかもしれません。勝てば世界挑戦への道が開け、負ければ一気に脱落する“サバイバルマッチ”。スリルでは世界戦に負けません。

 さらに、さらに、デビューから無傷の16連勝(14KO)中で、WBO世界バンタム級4位につける松本亮も参戦。尚弥&拓真のいとこでプロに転向を表明したアマ112勝、井上浩樹のデビュー戦まで組み込まれました。年末の有明コロシアムは前菜からメインディッシュまで贅を尽くした豪華フルコース! 

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