2016年3月3日木曜日

フットワークとハンドスピードを活かしきったヒットアンドアウェイ戦法

http://goo.gl/s80tKR
〜The answer is inside of me〜答えは、自分の中にある 2016年03月01日
年末の八重樫VSメンドサをようやく見たが、、、。
ようやく見た、年末の八重樫東VSメンドサ
メンドサへの率直な感想。
ファイターだ。
スピードもない上に、外側からのパンチを大きく振り回す。
内側からえぐるようなパンチもあまり見せない。
戦い方、やり方が決まっている事は悪いとは言わないが、本当に一辺倒で多彩さや怖さが感じれない。
レオ・サンタクルスのような選手と比べると、哀しくなるほど残念な世界王者だ。
大きいパンチを振るったら、元々のバランスが悪いのか、ヨロヨロと体勢を上手く維持さえできない。
どうみても、ペドロ・ゲバラのツーランク下くらいの選手に見えたのだが、、、。
で、試合を見た。
内容は、八重樫東の完勝だった。
時折、ガードを下げて、よけまくりつつ、左右に跳ねてステップしたりと楽しんでいた。
エドガル・ソーサ戦の仕上がりとモチベーションで挑んでいたら倒せていたはずだ。
メンドサの大振りの後にスパッとパンチを入れたが、
ソーサ戦ならパパパッとコンビを軽く打っては離れてを繰り返し、
KO勝ちは拾えたと思う。
だか、八重樫東は大きく目を腫らしてしまった。
それは、メンドサのパンチの質を感じて、
打ち合ってやろうと!
盛り上げてやろう!
と、いう趣旨だったようにも感じた。
それをファンやTV局やら、
プロモーションは「激闘派」「激闘王」
というキャッチフレーズを使い、
盛り立てるようだが、
違和感を感じざるを得ない。
なぜ、あのエドガル・ソーサ戦のようなフットワークとハンドスピードを活かしきったヒットアンドアウェイ戦法に、
八重樫選手はしないのか。
どう考えても、昔から八重樫選手は、そういう選手のはずだ。
気持ちのいい試合、感動を与える試合、面白い試合をしようという気概がある人柄だという意見もあるだろ
う。
ライトフライ級に絞ると、そこまで体力を使うボクシングをするのは苦しかったのではないか?という意見もあるだろう。
それでも僕は、これが八重樫東のボクシングだ!!というのを見たのは、
エドガル・ソーサ戦のみだと感じている。
井岡一翔戦やロマゴン戦で、どれだけファンに賞賛されたとしても、

僕には「エドガル・ソーサ戦を超えていない」としか思えないのです。
年齢的にも高くなりつつあり、日々の鍛錬の中でも、足腰はどうしてもアスリートは怪我がちになるし、
そこから衰えもくる。
だから、そこまで足捌きに期待するのは酷かもしれないが、
この、メンドサ戦は相手が良かった、、、という印象だった。
なんども書いているが、八重樫選手は、相手に攻撃をしかけ出すと、ガードはオープンになり、
おまけに身体は開いて正対する。
そういう選手は、メンドサのような選手よりペドロ・ゲバラのようなスタイリッシュで綺麗なストレートで内側を抉りこんでくるパンチはもらう。
もし同じ階級にレオ・サンタクルスみたいな選手がいたら、ズタボロにされるだろう。
今後、どういう路線を歩んでいくのか分からないが、
自分が悔いの残らない戦い方というのを、
堂々と演じている八重樫選手なら、トコトンまで突き進むだろう。
日本人が好む、気持ち良い試合をする選手だ。
もっともっと、可能性があるはずと思ってしまうのは僕のワガママか、、、

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