2016年2月16日火曜日

赤っ恥予想の言い訳、すまん八重樫!!

http://goo.gl/1ChSQG
八重樫東選手のブログ 2016-02-15 23:33:06
焼肉屋さん。
ありがとうございます。
本日もギリギリ更新いたします。
今日は子供たちと、大橋ジムがボクサーのセカンドキャリアのために焼肉屋さんをオープンいたしましたので、みんなで食べに行きましたー!
子供たちも美味しいお肉を食べ、たくさんの人達と遊んでもらえて楽しそうでした(´∇`)
僕もたまにお手伝いさせていただく予定?ですm(__)m
みなさんよかったら食べにいらしてくださーい( ´ ▽ ` )ノ
心よりお待ちしておりますm(__)m











http://goo.gl/9XjT1F
“俺が出版とかマジ無理じゃね?” 2015年12月30日
八重樫vsハビエル・メンドサ!! 赤っ恥予想の言い訳をしていくぞww 激闘王、大差判定で三階級制覇達成【結果】
2015年12月29日に東京・有明コロシアムで行われたIBF世界L・フライ級タイトルマッチが行われ、挑戦者の八重樫東が王者のハビエル・メンドサに3-0(120-107、117-111、119-109)の判定で勝利し、3人目の日本選手による三階級制覇を達成した。
「激闘王」の異名を持つ八重樫東。試合は予想通りの大激戦となったが、王者のハビエル・メンドサをダウン寸前にまで追い込むなど終始優勢に試合を進めた八重樫が大差判定で文句なしの勝利を挙げた。
昨年、ペドロ・ゲバラのボディでKO負けを喫し、一時は引退を考えた32歳の八重樫だったが、家族の後押しもあってリングに復帰。

階級アップも打診されたがこれを固辞し、こだわり続けたL・フライ級で念願の王座奪還を達成した。
ビックリするぐらい予想を外しました。すまん八重樫!!
激闘の中にも冷静な八重樫。頭脳的な試合運びでメンドサを翻弄した、魂の打ち合いを制して判定勝利をもぎ取った八重樫に拍手だ、一瞬流れが変わりかけたラウンドを自分に引き戻した八重樫はさすがだった、ビックリするぐらい予想を外しました。すまん八重樫!!

今回の試合、あまりに予想が当たらなすぎて清々しさすら感じているww
「八重樫がハビエル・メンドサに勝てる気がまったくしないんだが」
当たらないというより、予想以上のことが多すぎてお話しにならなかったという方が正解か。
思った以上に八重樫はボディ打ちが得意だったこと。
思った以上に八重樫のサウスポー対策がばっちりだったこと。
そして思った以上に八重樫の調子がよかったこと。
メンドサに関しては、思った以上に右のリードが少なかったこと。
思った以上に八重樫のスピードに手を焼いて前に出られなかったこと。
予想以上のことがこれだけ起こったおかげで、まったく逆の結果が出てしまった。
とりあえずひと言申し上げておくと、
すまん八重樫!! 絶対負けると思ってた。
ちょっとだけ予想通りと言えるのはメンドサの弱点がボディにあるのではないかといったところくらいだろうか。
後は「八重樫が勝つのであれば、早めに距離感を掴んで、大激戦の末の判定勝利」といったあたりか。
まあ、どちらにしろ中盤でのメンドサKO勝利を予想していた時点で言い訳のしようもないのだが。

激闘の中にも冷静な八重樫。頭脳的な試合運びでメンドサを翻弄した
試合の感想としては、八重樫が本当に頭脳的だったという印象である。
前半は基本に忠実な左回りでメンドサの得意の左ストレートをまともに振らせない位置取り。そして左ボディ、左に一歩踏み込んでからの右ボディ。これで下を意識させておいて顔面に右ストレート。
この組み合わせで前半を有利に進める。

5Rに入るとボディにダメージを蓄積させたメンドサの前進が弱まる。
メンドサの得意な前に出るボクシングに陰りが見えたことを確認した八重樫が、このラウンドからメンドサの打ち終わりを狙い始める。
踏み込みの鋭さに陰りが見え、打ち終わりに自分の拳に振り回されるように身体が流れる瞬間を狙っての右。これがおもしろいようにメンドサの顔面を跳ね上げる。
メンドサのパンチをバックステップで避け、身体が流れて前につんのめった瞬間に右をヒット。このパターンで試合中盤に完全にペースを掌握したのだ。

打ち終わりを狙われるメンドサは狙い過ぎるあまりに徐々にリードの右が出なくなり、左を当てようという意識が強すぎるためにますます大振りになる。こうなると試合は八重樫の思うつぼで、例え一発被弾しても必ず打ち返すので印象もいい。

さらに至近距離での打ち合いでも八重樫が上をいく。
ボディが効いて腰の入らないメンドサのパンチは八重樫の脅威にならない。身体を密着させてのボディの打ち合いでも回転力で勝る八重樫が有利に進める。
ロープに詰められてのラッシュを警戒していたのだろう、メンドサが強引に前に出ようとするたびに身体を密着させて打ち合いに持ち込む冷静さもさすがだった。

魂の打ち合いを制して判定勝利をもぎ取った八重樫に拍手だ

そして最終12R。
2人が激しく打ち合い、パンチを受けたメンドサがバランスを崩して後退する。
追う八重樫。メンドサが八重樫の背中にしがみつくようにクリンチ。
八重樫が大声を張り上げる。
会場は本日最高潮の盛り上がり。

フラフラになりながらパンチを出すメンドサ。
回転力とスピードで圧倒する八重樫。

ここで試合終了のゴング。

ロープ際でメンドサがふらつく。
対する八重樫は両手を高く上げて雄叫びを上げる。

対照的な両者。

採点は120-107、117-111、119-109の3-0で八重樫の勝利!!

結果を暗示するような試合後の2人の様子だった。

一瞬流れが変わりかけたラウンドを自分に引き戻した八重樫はさすがだった

終盤の11、12R。
実はこの2ラウンド、若干試合の流れが変わりかけたラウンドだった。

それまで左一辺倒のボクシングで打ち終わりを狙われ続けていたメンドサだったが、このラウンドから思い出したように右を使い始めたのだ。
恐らくコーナーで右を出せと言われていたのだろう。メンドサが八重樫をコーナーに詰めての右フックや右ジャブをヒットさせるなど、前のラウンドではあまり観られなかった被弾シーンが目立ち始めていたのだ。右を出すことによって得意の左も当たりやすくなる。もしかしたら八重樫がピンチを迎えていたかもしれない展開だったのである。

だが、そこはやはりベテラン八重樫。
強引に前に出てくる相手を回転力のある連打で迎え撃ち、一瞬傾きかけた流れを見事に自分に引き戻してみせたのだ。

最終12Rに入ると、序盤は足を使って左に回り続けてメンドサを空転させ、ラウンドの後半からはスピード差を見せつけての打ち合い。これでメンドサをダウン寸前まで追い込むのだが、この強弱のかけ方などはすばらしいとしか言いようがない。まさしく今回の試合全体の流れを凝縮したようなラウンドだったのではないだろうか。

メンドサとしては、11Rの戦い方をもう少し早いラウンドでできていれば、もしかしたら流れを変えられる可能性があったのかもしれない。
せめて6、7Rあたりで出せていれば、八重樫が完全にリズムにのる前に止められたのではないかと思うが。
まあ、それをさせなかったのも八重樫の経験値ということなのだろう。

「激闘王」
「折れない心」
「前に出る魂のボクサー」

気持ちで戦う打ち合い上等タイプと思われがちな八重樫だが、この試合に関しては本当に冷静な試合運びを見せたのではないかと思う。
相変わらず顔がボコボコなので、とてもそうは見えないのだが。
しかし、本当にいい試合だった。
八重樫東、おめでとうである。

0 件のコメント:

コメントを投稿