2014年11月19日水曜日

名勝負ベストテン

http://urx.nu/ehDM
なにも思いつかないの記  2014年11月19日00:10
極私的国内ボクシング名勝負ベストテン(10位~6位)
 では、10位~6位までを挙げていく。
⑩1991/12/17 WBA Jr. フライ級タイトルマッチ(@大阪府立体育館)
 ●柳明佑(王者;韓国)×井岡弘樹(グリーンツダ)○  判定12R

⑨2000/10/11 WBAライト級タイトルマッチ(@横浜アリーナ)
 ○畑山隆則(王者;横浜光)×坂本博之(角海老宝石)●  KO10R

⑧1996/11/22 WBCバンタム級タイトルマッチ(@大阪城ホール)
 ●シリモンコン・ナコントンパークビュー(王者;タイ)×辰吉丈一郎(大阪帝拳)○  …
⑦1990/2/7 WBCストロー級タイトルマッチ(@後楽園ホール)
 ●崔漸煥(王者;韓国)×大橋秀行(ヨネクラ)○  KO9R

⑥2014/9/5 WBCフライ級タイトルマッチ(@代々木第二体育館)
 ●八重樫東(王者;大橋)×ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)○  TKO9R
 つい先日の試合を入れてしまおう。そのくらい私の中では偉大なアタックだったのだ。
 ローマン・ゴンサレス(通称「ロマゴン」)については当ブログでかなり書いている。この試合についても期待する旨をこちらで書きまくった。
 タイトル統括団体が4つに増え、スーパー王座や暫定王座などの奇妙なタイトルが乱立する現在、世界タイトル獲得の価値は大幅に下落している。よって、ボクサーの真の強さは、その時代で最強と目される相手と戦って証明するしかない。
 アメリカのリングでは、PPVの普及などにより、少なくともトップクラスには高額のファイトマネーが保証されている。すなわちリスクの大きな試合を恒常的に組めるシステムができあがっている。
 ひるがえって日本の場合、いまだに世界タイトルの価値にしがみつくしかない。それ以外の効果的な興行形態がないからだ。結果、できるだけ弱い王者と戦ってタイトルを獲得し、防衛戦もできるだけ弱い相手と……という興行が常態化してしまう。こんな状況で世界最強の相手と戦うのなら、理由はもはや「勇気」だけになってしまう。
 八重樫にはその勇気があった。自らのタイトルを賭けて、世界最強の相手・ロマゴンと戦った。それだけでもう、素晴らしい! としか言いようがないのだ。
【激闘】八重樫 VS ロマゴン
http://www.youtube.com/watch?v=mF0eod4fbaw
 この試合は真の意味で「世界タイトルマッチ」だった。そして八重樫は名誉あるKO負けを喫した。ほんとうにいい試合だったと思う。
 以上、10位から6位まで。
 5位~1位は24時間後のアップとなります。

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